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2011/02/25

Primuruggiu


Primuruggiu, originally uploaded by Casa dell'Albero.

最後は、Primuruggiuです。
このオイルは最初にご紹介しましたBuonOlioを購入しに行ったお店で、店主に「さらにこちらはお勧めよ!」と言われたオイル。タジャスカでは一番だと言われました。その後何軒ものエノテカや食材店を訪れては「お勧めのタジャスカオイルはどれですか?」と聞いたのですが、全てのお店でこのオイルが出てきました。タジャスカの本場西リヴィエラで聞いているのだから、ほぼ間違いないだろうな…と思って日本に持ち帰りテイスティングしたところ、今までのタジャスカオイルの概念をひっくり返すようなオイルだったのです。まずその豊かな風味に驚かされます。もちろんタジャスカ種のオイルが持つ、松の実やアーモンドの香りがあるのですが、その強いこと。ノン・フィルターなので濃い黄緑色の液体は濃厚です。これぞオリーブのジュース(エクストラバージンオリーブオイルはみんなそうなのですが)と言える一本です。

このオイルは本当に伝統的な手法で作られたオイルです。
石臼でオリーブの実を挽き、マットにペーストを広げて何枚も重ね、人的な重みをかけることなく、オリーブ自体の重さだけで染み出てきたオイルを集めたもの。フィルターにもかけません。こういった手法は作業をする人の技術がとても問われるもので、近代的な機械を使ったほうが安定して良いオイルが取れます。しかしながら、BENZA社は作業に絶対的な自信を持っているので、頑なに昔ながらの伝統的な方法でのみ、このオイルを作っているのです(他のオイルは近代的な手法も取り入れています)。

使用するオリーブの実は完熟した2月頃に採れるタジャスカ種。
他では味わえない究極のタジャスカオイルです。
ぜひこの時期に味わってみてください。

Primuruggiu
プリムルジュ(ノン・フィルター)
4,200円/750ml

※価格は全て税込です。
**このオイルは揚げ物などの高温加熱には不向きです。生食、または低温加熱でお使いください。お勧めはやはり生食です!

CRU' TURE' DOP


CRU TURE DOP, originally uploaded by Casa dell'Albero.

続いてのオイルは…CRU' TURE' DOPです。
BENZA社は伝統的な作り方を守り続けている生産者ですが、新しい試みもしています。このオイルは彼らにとって新たな試みのひとつ。

タジャスカ種は熟すのにとても時間のかかる品種です。
10月終わり頃からほんの少しずつ色づき始め、全ての実が熟すのは2月頃。通常タジャスカ種は完熟した黒い実を使って搾油し、その風味は甘くデリケートなのですが、このCRU' TURE'には11月頃のまだオリーブの実が緑色の時期に早摘みされたものが使用されています。タジャスカのオイルにしてはとてもフルーティーで力強いのが特徴です。単一畑のオリーブの実を使用し、DOPも取得しているオイル。とても貴重な一本です。

ボトルのデザインも素敵です。
私はワインでもオイルでも見た目が大変気になるのですが、このビジュアルにはノックアウトされました。洗練された美しさがあります。生産者の色んなこだわりが詰まったオイルです。

CRU' TURE' DOP
クリュ・トゥレ DOP(フィルター)
3,780円/500ml

※価格は全て税込です。

BuonOlio


BuonOlio, originally uploaded by Casa dell'Albero.

ウズウズするので、もう商品紹介始めちゃいます。

まずはBuonOlio。
これなくしてBENZA社には出会えなかった、きっかけのオイルです。
前述のリストランテで使われていたオイルでした。
最初に出会ったのはノン・フィルター(未濾過)タイプのBuonOlio。BENZA社では主にノン・フィルターのオイルを作っています。実は私はノン・フィルターは今まで避けてきました。いつも変化してしまったオイルにばかり当たっていたからかもしれません。ノン・フィルターはフィルターにかけたオイルに比べてどうしても風味に変化があります。出来立ての美味しさは素晴らしいのですが、その特徴が時間が経つにつれ薄れてしまう。また長時間の輸送(船便など)には濾過したオイルのほうが耐えられるのも事実です。
タジャスカを使ったオイルはその特徴を出すためにノン・フィルタータイプが多いのですが、BENZA社では一部フィルターにかけたオイルも生産し始めています。BuonOlioもノン・フィルターとフィルターの両方を生産。ボトルやラベルは全く同じなのですが、外から見ても分かるぐらいノン・フィルターは明らかな濁りがあります。フィルタータイプはクリア。サラサラしたフィルタータイプに対し、ノン・フィルターは少しトロッとしています。
どちらが良いかは好みの問題ですが、今の時期ならぜひノン・フィルターを試していただきたい。出来立てのノン・フィルターの美味しさは格別です。そして早めにお召し上がりください。また、ノン・フィルターオイルは揚げ物などの高温加熱には不向きです。濾過されずに残った成分が焦げて煙が出るなどすることがあります。生食、または低温加熱にてご利用ください。

タジャスカ種は基本的にまろやかでデリケート、そして甘みがあるのが特徴。このオイルは典型的なタジャスカオイルですが、さらに松の実やアーモンドのような香りを持ち、風味豊かです。全く同じタジャスカ種の実を使い、同じ製法で作られたオイルを最後にフィルターにかけたかどうかだけの違い。両方入手して、その違いを楽しむのがお勧めです。価格もとってもお手頃で、両方揃えてもお財布に優しいです。

ノン・フィルターのみ500mlと1000mlサイズがあります。
フィルターにかけたものは500mlサイズのみです。

BuonOlio
ノン・フィルター
2,100円/500ml
3,675円/1000ml

フィルター
2,100円/500ml

※価格は全て税込です。

届きました!

待ち焦がれたタジャスカオリーブオイルが、本日入荷しました!!

全部で4種類です。

生産者は西リグーリアのインペリアという町にある、BENZA社。
詳しくは商品ページが出来たときにまたご紹介しますが、探しに探した納得のいくタジャスカオイルです。今まで本当に長い間、タジャスカオイルを探していたのですが、「これだ!」というオイルに出会えずにいました。北イタリアをこよなく愛するものとして、オリーブオイルソムリエとして、またオリーブオイルを扱う店としては、ぜひとも良質なタジャスカオイルが必要だったので、どうしても欲しかった…。そして、昨年6月に初めてリグーリアの地を訪問したときに出会ったのがBENZAのオイルだったのです。素晴らしい料理と時間を提供してくれたこのリストランテで、ランチをとったときにサラダとともに出てきたのがBENZAのBuonOlio。ノン・フィルターのこのオイルが素晴らしく美味しかった!これはぜひとも手に入れなければ…とリストランテのオーナーに仕入先を聞き、BuonOlioとさらに美味しいと店主お勧めのPrimuruggiuを購入したのでした。日本に持ち帰ってテイスティングした味は納得の出来。これはぜひ入れたい!と2010年ー2011年の収穫時期を待って、今回の輸入にいたったのです。

オイルの素晴らしさもさることながら、やりとりの中で生産者の方の誠実さ真面目さにも感銘を受けました。こんな生産者だからこそ、このようなオイルが出来るんだなぁと。

自信をもってお勧めできるタジャスカオイルです。
ショッピングページからのお買い物は来週火曜日(3月1日)からを予定していますが、メールでの事前ご注文およびお問い合わせは受け付けております。ご興味のある方はぜひご連絡ください。

価格は500ml/2,100円(税込)~ご用意しています。
次回からは各商品の特徴について、ご紹介していきます。

2011/02/24

marmellata


marmellata, originally uploaded by Casa dell'Albero.

先程、リグーリアからのオリーブオイルの通関許可が出ました!
明日こちらに入荷します。ようやくです!!届いたら検品して、ラベルを貼って…。準備完了次第当ブログに各商品の写真と説明を掲載しますね。ショッピングページの準備は来週火曜日に完了予定です。それまでにどんな商品なのかお知りになりたい方、ご質問がある方、タジャスカオイルを探していた方…どんどんお問い合わせくださいませ!お待ちしております。

さて、昨日ご紹介しましたパール柑、皮があまりにも立派だったのでmarmellata(マーマレード)にしてみました。…が、手抜きだったためか出来上がりはサラサラ。ペクチンが上手く出なかったようです。それでも爽やかな甘みのある美味しいフルーツソースには違いない。つまんでみたら、なかなかの味でした。ヨーグルトにかけたらきっと美味しいな。

2011/02/23

carpaccio di rombo alla mostarda

熊本在住の友人が、パール柑という果物を送ってきてくださいました。
大きくて立派な柑橘です。皮が分厚くってせっせとむいたら中から本当にパールのように輝く果肉が出てきました。う、美しい…。しばらく果肉に見とれます。繊維がとてもしっかりしていて筋肉質です。目が覚めるような酸味もありますが、とても上品な甘みもある。これはすごいですね。

そのまま堪能したところで、こんな料理に使ってみました。
たまたま同じ生産地の熊本産天然ヒラメが、お手頃価格でお店に並んでいましたので、お刺身用の短冊を購入。スライスしてお皿に並べたらスノッチョラートと粒マスタード、レモン汁、塩・コショウを加えたドレッシングをまわしかけます。その上にパール柑、ディル、芽ねぎを散らして出来上がり。
いつもはグレープフルーツで作るこの料理(詳しいレシピはこちら)、パール柑を使ったらとびきり美味しい一皿になりました。熊本在住の方、ぜひお試しくださいませ!

柑橘類にはとても相性がいいスノッチョラート。
今回も抜群の活躍をみせてくれました。

送ってくれたお友だちへ:いつもいつも本当にありがとう!美味しくいただいてます!

2011/02/22

tajarin con gamberi e rucola

前回のサラダで使ったエビとルッコラをもう一品に仕上げました。

最近…ではなくてずっと前から大のお気に入りのパスタ、タヤリンと一緒にプリモピアットに。フライパンにスノッチョラートとみじん切りのニンニクを入れて火にかけ、ニンニクが色づいてきたらエビ、ルッコラを加え、さらに茹で上がったタヤリンと茹で汁、塩・コショウを入れて素早く和えて完成。

エビとルッコラは本当によく合いますね。お皿に盛った後でさらに少しスノッチョラートをかけると、ふんわりオリーブオイルが香ります。それはそれは幸せな一皿です。

2011/02/21

insalata di gamberi, rucola e arancia

ちょっと脱線しましたが、スノッチョラートを使ったお勧めの料理に戻ります。

エビとルッコラ、オレンジを使ったサラダです。ドレッシングにはスノッチョラートとオレンジ果汁を使って。柑橘の香りにもぴったり合うオイルです。
その他は塩とコショウだけ。簡単・美味しい・見た目もちょっと華やかと三拍子そろった一皿です。

もちろんドルチオリオを使ってもO.K.です!

日々お伝えしておりますリグーリアから届くタジャスカ種オイルですが、現在春・夏ものの衣類などでイタリアからの貨物はとてもタイトなんですね。なかなかスペースをブッキングできず…ようやく24日に成田に着くことになりました。早ければ26日からご紹介できる予定です。週末に入荷しましたら土日返上でがんばってお届けします!もうしばらくお待ちくださいませ…。

2011/02/18

ちなみに…


my lunch box, originally uploaded by Casa dell'Albero.

中身はこんなです。
お弁当って結構見られるの恥ずかしいですよね。

卵焼き
イカと里芋の炊いたん
レンコンと牛肉の甘辛炒め
白いご飯に壬生菜漬と自家製かつおのふりかけ(出汁をとった後に再利用)

お腹いっぱいになりました。

my lunch box


my lunch box, originally uploaded by Casa dell'Albero.

年に一度の忙しい日々。
時間があればオリーブオイルを使った美味しい料理を作って写真を撮る日中ですが、1月終わり頃からはそんな暇もなく。それでもちょっとはまともなものが食べたいということで、自分自身のためにお弁当を作りました。

手のひらサイズの小さなアルミのお弁当箱には結構入るものです。
昨晩の残り物などを入れて、卵焼き焼いて、手製のふりかけなどをかけたら渋い美味しそうなお弁当ができました。

気分を盛り上げるために朝作ったらきちんと包んでお昼まで置いておきます。このお弁当箱を包んでいる袋は、私が4歳頃に近所のおばさんが作ってくれたもの。内職で作っていらっしゃったように記憶しています。
とても気に入っていてずっと使っていました。一人暮らしを始めたときには、これも持って出たほど。母がこれを見つけたときには「まだ持ってるの?」と驚いていました。

小さな染みも愛おしい。
他に代わりがないもののひとつです。

2011/02/17

spaghetti con tarako(uova di merluzzo)

リグーリアからのタジャスカオイルは、来週中頃くらいまでに日本に到着予定です。
今か今かと首を長ーくして待っています。ショッピングページも現在作成中ですが、入荷してもすぐにはお買い物できないかもしれませんので、まずはブログでご紹介させていただきますね。その際にはメールやお電話でのご注文受付をまず開始します。来週はこのブログを要チェック!ですよ~。

とりあえずは現在、Giachiのオイルが絶賛発売中でございます。
いつも通りプリモリオの評判はとてもよくて、私もびっくりするぐらい大量に買っていただくお客さまも…。みなさんよくご存知で、この時期まで待っておられるのですね。一番美味しいときに一番美味しいオイルを。すばらしい。

立て続けにプリモリオを使ったお料理(とは言えませんが)をご紹介しましたので、今回は新たに加わったスノッチョラートを。
日本人が発明した美味しいパスタ、たらこスパゲッティの材料にしました。
私はたらこスパゲッティを作るときにはいつもバターの代わりにエクストラバージンオリーブオイルを使うのですが、スノッチョラートでやってみたところ、これがぴったり!なめらかなオイルがたらこを極上のソースにしてくれます。作り方はとっても簡単。

1. たらこをほぐしてボウルの中でエクストラバージンオリーブオイルと
  あわせてペースト状にし、千切りにした青じそを加えさらに混ぜる

2. スパゲッティを茹でる

3. 茹で上がったスパゲッティを(1)のボウルに入れ、手早く和える

4. 皿に盛り千切りにした青じそをのせる

たらこの塩分とスパゲッティを茹でる際に加えた塩で、特に塩を加える必要はないと思いますが、お好みで足してください。
たらこの旨みとふんわり香る優しいオリーブオイルの香りが秀逸です。
ぜひお試しください!

2011/02/15

cioccolato!!


cioccolato!!, originally uploaded by Casa dell'Albero.

チョコレートでしたー!
プロヴァンスのこちらのもの。

こんなことしている場合じゃないのですが、さすがにアップアップしてきたので心に遊びが必要です。ちょっと癒されました。はいっ、がんばります!

olive verde...?


olive verde...?, originally uploaded by Casa dell'Albero.

緑色のオリーブかしら?と思ったら…。

2011/02/14

torta di cioccolato


torta di cioccolato, originally uploaded by Casa dell'Albero.

ということでみなさま、

buon san valentino!!

素敵なバレンタインデーをお過ごしください…。

buon san valentino!


torta di cioccolato, originally uploaded by Casa dell'Albero.

お陰さまでスノッチョラートの売れ行きが好調です。
もう少したくさん持ってくればよかった…。
まだの方はどうぞお急ぎください!

今日はバレンタインデーですね。
私も昨日チョコレートケーキを焼きました。
メッセージを入れるため自分でチョキチョキ切って型を作ったのに、出来上がりはボヤンボヤン。よく見ても分からない…。

でも美味しかったのでよしとします!

2011/02/10

bruschette con pomodoro


bruschette con pomodoro, originally uploaded by Casa dell'Albero.

先日、こうは言いましたけど、トマトとバジリコをエクストラバージンオリーブオイルと塩で和えて、グリルしてニンニクこすりつけたパンにのっけたら、そりゃもう美味しいわけでして。オリーブオイルだけかけたパンも美味しいんですよ、もちろん。それにはニンニクも塩もいらない。でもトマトのブルスケッタは別物なのです(私は誰に言い訳しているんだろ…)。

これにもプリモリオを使いました。トマトには本当によくあうオイルです。

2月に収穫するタジャスカを使ったオイルもあったため、リグーリアから入荷予定のオイル、現地からの連絡を待っておりました。数日前ようやく最後のオイルが完成したとのお知らせが!やっとです!!これから手続きに入ります。なんとか今月末までに持ってこれそうです。決まり次第こちらでご案内させていただきます。フルーティーでデリケートで最高の美味しさのタジャスカオイル。どうぞお楽しみに(私が一番楽しみにしているかもしれません)!

2011/02/08

fett'unta


fett'unta, originally uploaded by Casa dell'Albero.

このブログやレシピのページでもオリーブオイルを使ったいろいろな料理を紹介させていただいておりますが、新オイルを最も美味しく味わう方法といえば、結局これに勝るものはないのかもしれません。

トスカーナで新オイルを味わう最適な食べ方として知られているfett'unta(フェットゥンタ)。「油にまみれた一切れ」という意味です。
スライスしたパーネ・トスカーノ(塩の入っていないトスカーナパン)をあぶって、オイルを垂らしていただきます。パンにガーリックをこすりつけたり塩をかけたりしなくても充分美味しい。というか、余計なものは何も加えたくない感じです。この時期は毎日でも食べたい。

特にトスカーナオイルの原点のようなプリモリオを使うと最高です。
ぜひお試しください。

※ただこの写真はオイルかけすぎです(汗)。写真を撮るために何度もかけていたらこんなことになりました。適量をかけてお召し上がりください。

2011/02/07

cavolini di Bruxelles


cavolini di Bruxelles, originally uploaded by Casa dell'Albero.

新オイルが届いてから、毎日その風味を楽しんでいます。

どんな料理にしても美味しいですが、やっぱりシンプルにグリルした野菜にかけたり、生の野菜にかけたり、グリルしたて熱々のお肉にかけたり…などが最も美味しい。そんな中でも抜群に美味しい料理(と呼んでいいのかためらうほど簡単ですが)がこちら。

芽キャベツをエクストラバージンオリーブオイルで蒸し焼きにしたもの。
フライパンにエクストラバージンオリーブオイルをたっぷりめに入れ加熱し、そこに半分に切った芽キャベツを並べて蓋をし、両面をこんがり焼いたら出来上がり。お皿に盛ったら塩をふって。エクストラバージンオリーブオイルを吸ってさらに甘さが増した芽キャベツがたまりません。ぱくぱくいくらでも食べられます。以前にもご紹介させていただいた一皿です。

キャベツの焼けた香りはどうしてもお好み焼きを思い出す相方。
これを食べるといつも『ちっちゃいお好み焼きみたいやな』と言います。一度は我慢できずに、お好み焼きソースをかけて食べてみてました(怒)。そして『あかん、ソースはかけたらあかんわ』と一人で反省。

…ということでみなさん、これにはソースをかけないでください。
使うオリーブオイルはやっぱりプリモリオ。双方のよさを存分に引き出します。

2011/02/04

SNOCCIOLATO


SNOCCIOLATO, originally uploaded by Casa dell'Albero.

この数日はおかげさまでたくさんのご注文をいただいております。
ありがとうございます!Giachiの新油をこんなにたくさんの方に待っていていただけたかと思うと…本当にうれしいです。

新油は新米と同じでこの時期にしか味わえないもの。
ぜひご自身でその豊かな風味をお楽しみください!

さて、今回プリモリオとドルチオリオの250mlサイズを新たに加えましたが、さらにもう1種類。Giachi社のスノッチョラートです。
スノッチョラートとはオリーブの種子を取り除いて果肉部分からのみオイルを搾ったもの(デノッチョラートとも言います)。種子部分が含まれていないため、風味はとてもまろやかでデリケート。Giachiのスノッチョラートは甘みも感じました。ポリフェノールの含有率が高く、酸度も低いなど良質なエクストラバージンオリーブオイルになるため、近年注目されている手法なのです。私もオリーブオイルソムリエの資格を取るために現地で講習を受けていた際には何度も説明を受けたこの手法のオイル。今回、Giachiの他のオイルと比べるためにも入れてみました。

スノッチョラートの良さが充分に出たオイルです。
これは加熱せずにぜひそのままで。パンにたっぷりつけるとその風味が存分に味わえます。

スノッチョラートも準備ができました。
ショッピングページからご購入いただけます。

※ショッピングページの商品写真は以前のラベルのものです。
今回入荷分から全ての商品(コッレ・デル・ジャッキ以外)のラベルがリニューアルされています。よりモダンに生まれ変わったボトルもぜひお楽しみください。