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2012/06/29

鯛茶漬け

tai-chazuke by Casa dell'Albero
tai-chazuke, a photo by Casa dell'Albero on Flickr.
いよいよEURO2012も残すところ決勝のみとなりました。さすがに3:30起床が大変になってきて、先日のスペインvsポルトガルは観れなかったりしたのですが、骨の髄までイタリア好きには、イタリア戦は起きることが苦にならない。また贔屓目だけじゃなくて、この大会のイタリアは大会中に進化しているようで、どの試合もとっても面白いのです。本日も優勝候補のひとつと言われたドイツに快勝!決勝で再度スペインと当たります(個人的にはポルトガルとの対決が観たかったですが)。ここまできたらもう優勝しかないでしょう!

大会が終わるのは寂しいですが、これ以上続いたらもう体がもたないかも…。

さて、先日の昆布締めで使った鯛の切れ端を醤油、酒、みりん、ゴマに漬け込んでご飯にのせ、熱い日本茶をかけてみました。ほんのり熱が入った鯛は甘くて、日本人でよかったと思わせてくれる美味しさ。骨の髄までイタリア好きで、日常の食事の大半はイタリア料理ですが、やっぱりこんな和食はしみじみ美味しいと思うジャポネーゼです。

2012/06/28

carpaccio d'orata all'alga secca

昆布締めの美味しさを知ってから、鯛や平目と目が合うと、ついつい昆布締めを作ってしまいます。ねっとりと飴色になった昆布締めは、そのままいただいてももちろん美味しいですが、私はいつもエクストラバージンオリーブオイルと塩をかけていただきます。昆布の旨味とエクストラバージンオリーブオイルがとてもよく合うのです。

こんなとき大活躍するのはタジャスカのノン・フィルターオイル。BENZAのブォンオリオ(ノン・フィルター)やプリムルジュがぴったりです。

2012/06/27

ricotta e confettura di pomodoro fatte a mano

以前当店で扱っていた商品にシチリアのジャムやソース、ペーストなどがありました。色々あって現在は取り扱っておりませんが、その中のトマトジャムの美味しさは秀逸でした。トマトの甘みと酸味がしっかりあって、パンの上にリコッタと一緒にのせて食べるのが何より好きでした。

ふとあの味がどうしても懐かしくなり、自分で作ってみることにしました。ついでにリコッタも自家製で。それではメモのご用意を。


トマトジャム
[材料]
トマト(甘みの強いフルーツトマトなどがお勧め) 200g
グラニュー糖 50g
レモン汁 大さじ1
[作り方]
1. トマトは湯むきして半分に切り、種を簡単に取り除く
2. 鍋に刻んだトマトとグラニュー糖、レモン汁を入れてとろみがつくまで弱火で煮込む
3. 熱いうちに裏ごしして残りの種を取り除く
4. 冷蔵庫で冷やせば出来上がり

自家製リコッタチーズ
[材料]
牛乳 500ml
生クリーム 50ml
塩 少々
レモン汁 大さじ1
[作り方]
1. 鍋に牛乳と生クリーム、塩を入れて中火にかけ80℃くらいまで温める(沸騰はさせないこと)
2. 弱火にしてレモン汁を加えしばらくかき混ぜ蓋をして火を止める
3. 10分ー15分位たつと、白い塊が浮かんでくるので、すくって目の細かいざるで漉す
4. 水気が切れたら容器に入れ、冷蔵庫で冷やす

塩味のないパーネ・トスカーノがお勧めですが、バゲットやチャバッタなどにのせても美味しいです(パンはグリルパンで両面をカリッと焼くとさらに美味。焼き網で焼いてもO.K.です)。アンティパストの一品として、ドルチェとして、また朝食にも最適な一品。ぜひお試しください。

作ったトマトジャムがあまりにもうまく出来て、「これ売れるんじゃないかなー」なんて思った私。単に材料のトマトがものすごく美味しかったということは薄々感じています。

2012/06/26

yogurt with marmalade

yogurt with marmalade by Casa dell'Albero
yogurt with marmalade, a photo by Casa dell'Albero on Flickr.
まだまだ本調子ではないので、こんなものでも。先日鎌倉に行ったときに、ふらっと入ったお店で味見をさせていただいたニューサマーオレンジのマーマレードが、あまりにも美味しかったので買ってきました。さらさらしたマーマレードだったので、これはヨーグルトに合わせるに限るな…と思っていたのですが、思った通り。爽やかな風が痛んだ私の体の中を吹き抜けるようです。。

器は、以前から欲しかった照井壮さんのもの。これからの季節にぴったりの涼やかな青い線がぐるぐる。この方の器はこれから少しずつ集めたいなと思っています。

2012/06/25

お腹にやさしいもの

my lunch by Casa dell'Albero
my lunch, a photo by Casa dell'Albero on Flickr.
昨日、原因不明の胃痛が襲いました。朝からイタタタ…と思いながら、朝食の準備をして無理して食べたのですが、徐々に痛みが増してきます。断続的に胃をぎゅーっとつかまれるように痛い。その後は何も食べられず、夜にポカリスエットを少しずつ飲んでみました。昨夜遅くまでは間隔は長くなるものの痛みが続いたのですが、今日は朝3:30から起きてますが痛みはなくなったようです(祝!イタリア勝利!!)。それでも恐る恐るポカリスエットを飲んで、飲んだ後も痛みがなかったのでお粥と梅干しも食べてみました。

相変わらず原因は不明ですが、全く同じものを食べている相方は全く問題ないので、食中毒ではないようです。一番考えられるのは食べ過ぎですね。てへっ。

今日のお昼もこれぐらいのお腹にやさしいものにしておくかなー。でも私の日常では滅多にないことなのですが、お腹が減らないのでこんなのも食べられないかなー。

相方に「お前は1週間ぐらい食べんでも大丈夫や」と言われました。あまりにももっともで、「ぐう」とも言えなかった。

2012/06/22

homemade lavender bath salts

先日会った友人にもらった手作りのラベンダーバスソルト。瓶の蓋を開けたら鮮やかな色のラベンダーが現れました。そしてフレッシュなラベンダーの香り。何か特別なときのバスタイムに使おう(どんなときだろ)。

2012/06/21

叉焼飯

叉焼飯 by Casa dell'Albero
叉焼飯, a photo by Casa dell'Albero on Flickr.
横浜に住んでもう8年目に入りました。来た当初はやはり珍しくて、中華街もみなとみらいも、そして先日行った鎌倉にもせっせと通ったものですが、最近はちょっとご無沙汰。でもいつまでいるのか分からない横浜。もう少し思い出作りもしとかなきゃ、ということで久しぶりに中華街を散策してきました。

朝粥を食べて、中華菓子を買って、あまりにもの暑さでスタバで休憩しながら駅で手に入れた地図を見ていると、近場なのに旅行気分たっぷり。そしてようやく目的の店が開いたので、買ってきました、焼き物。叉焼と皮付き豚肉の焼き肉です。まだ熱々なのを大きな包丁でガッガッと切って袋に入れてくれます。あちちあちち、、と持って帰ってその日の夕食にはそのままいただきました。まーこれが…皮付きの豚肉の美味しいこと!皮の部分がカリッカリで、脂身のジューシーさがたまりません。こんな美味しいものをこれまで試さずにいたなんて!7年間を無駄に過ごしておりましたわ…。

そして翌日のランチに叉焼飯。私の前でお弁当を買っていらっしゃる方がおられて、ほっかほかのご飯を詰めた容器に、ダイナミックに大きな包丁でカットされた焼きたて叉焼や皮付き焼豚、腸詰めなどをのせたそれは、もう最高に美味しそうで、私も家でやってみよう…と思ったのでした。ちょっと上品に仕上がり過ぎた気がしますが、茹で卵も添えて。わしわしいただくと、もう至福の味。すっかりこの店の焼き物に魅了されたのでした。

お店の名前は金陵さん。店構えも香港にありそうな感じでとってもいい。美味しいものがどんどん作られている雰囲気があります。上階では焼き物を使った丼などもいただけるそうです。それもいいなー。

2012/06/18

かき氷!

こちらでカリーを食べて、雑貨屋さんなどをウロウロした後は、かき氷を食べにだけ!鵠沼海岸まで来ました。

埜庵さんは前から行ってみたい…と思っていたかき氷屋さん。せっかく美味しいものが好きな友人と一緒のこの時に!やってきました。

本当に民家のような佇まいの小さなお店ですが、出されるかき氷の美味しいことったら!天然氷を使ったかき氷って初めていただきましたが、ふわふわとしたその食感はすごいですね。頭もきーんとならない。そして自家製シロップがこれまたすごい!ちょっとびっくりの美味しさでした。一人でも来ないとだなー。

久しぶりに会ったとは思えない心地よい空気。機関銃のようにしゃべってごめんね。楽しい楽しい一日を過ごしました。

紫陽花を愛でに

Untitled by Casa dell'Albero
Untitled, a photo by Casa dell'Albero on Flickr.
先週、関西から友人が来ました。鎌倉に行ってみたいとのことだったので、季節の紫陽花を見がてら鎌倉散策。

まずは明月院に。
平日でも大混雑…とは聞いていましたが予想通りの盛況っぷり。人がいないところで、写真を撮るのは至難の業でした。こちらはブルーの紫陽花が多いとのことで、見事に開花。とってもきれいでした。

でもやっぱり、花より団子ということで…。

2012/06/14

spaghetti aglio, olio e peperoncino

簡単なようで丁寧に作らないと残念なことになる、アーリオーリオ・エ・ペペロンチーノ。少ない材料で作るからこそ、オリーブオイルは美味しいものを使いたい。これには絶対プリモリオが合うと思います。その力強い風味が欠かせません。

私はニンニクのカリカリした食感を残したいので、みじん切りのニンニクと種をとって刻んだ赤唐辛子をオリーブオイルの中でゆっくり加熱したら、いったん取り出します。アルデンテに茹でたスパゲッティと茹で汁をニンニクの香りと唐辛子の辛さが移ったオリーブオイルの中に入れて、塩・コショウ、みじん切りのイタリアンパセリを加えて和え、皿に盛りカリカリのニンニクをのせます。

このパスタは塩味がきめてです。しっかりめに塩をしないとぼやけた味になりますので、ここは思い切って。

2012/06/11

pollo fritto

pollo fritto by Casa dell'Albero
pollo fritto, a photo by Casa dell'Albero on Flickr.
EURO2012が始まりました。もうヘロヘロです。一試合目が始まるのが0:50、次の試合が3:30…。いつ寝たらいいのでしょう。もういっそのことヨーロッパ時間で生活する?とも思いましたが、日本で社会人生活をする身としては無理な話。とりあえず、21:00には一旦寝るようにして目覚ましで0:50に起きています。そして全試合制覇は諦め、観戦したい試合のみに絞ることにしました。でも今夜も0:50起床だな…。

昔から唐揚げが大好きでした。子供の頃は白いご飯とともに、大人になってからはビールと一緒に。唐揚げって人を笑顔にする食べものの代表だと思うんですよね。

家でもよく作りますが、醤油にみりん・ニンニクと生姜で漬け込んでから揚げるパターンと、エクストラバージンオリーブオイル・塩・コショウ・ローズマリー・レモンの皮で一晩漬け込んで揚げるイタリア版鶏のフリットが定番。今回は粗びきのポレンタ粉(とうもろこしの粉)をまぶして揚げました。プチプチとした食感が楽しい一品。もちろん揚げ油はGiachiのドルチオリオです。

2012/06/08

grissini con prosciutto crudo e parmigiano reggiano

私はグリッシーニが大好きなのですが、そのままポリポリと食べる以外に時々こんなこともします。

グリッシーニにクルクルと生ハムを巻き付けるのは、グリッシーニの本場、北イタリアのピエモンテのアペリーティヴォタイムに見られる典型的なおつまみのひとつ。生ハムにパルミジャーノ・レッジャーノをふりかけておいてから巻き付け、仕上げにさらにかけるとコクがあって香り高い高級なおつまみになります。生ハムの水分を吸ってグリッシーニがしんなりしてきますので、食べる直前に巻き付けるのがポイントです。

2012/06/07

バウムクーヘン

baumkuchen by Casa dell'Albero
baumkuchen, a photo by Casa dell'Albero on Flickr.
先日目の前でチケットが完売してしまった映画を別の映画館でようやく観てきました。「少年と自転車」というベルギーの映画です。母から勧められて行って来たのですが、大変よかった。今年はよく映画を観ていますが、今までのところ私にとって今年の一番です。主役の少年のひりひりするような怒りやしつこさが痛いほど伝わってくる映画。そして同じく主役の女性の責任感の強さと潔さ。とても痛々しいのになぜか涙が出ないのは、監督のすごさかなと思います。観終わった後は爽快感もありますので、お勧めの映画です。

上映された映画館が新宿伊勢丹のすぐそばだったので、帰りに伊勢丹の食品売り場に行ってきました。そして買ってきたのがホレンディッシェ・カカオシュトゥーベ
のバウムクーヘン。当店の店名、Casa dell'Albero(カーサ・デッラルベーロ)も覚えにくいと自覚していますが、こちらの店名もたいがい覚えにくい。一度食べてみたい…と思っていたそのバウムクーヘンは、しっとりしていてバターの香りがふんわりする大変美味しいものでした。

バウムクーヘンは、上からそぐように切る方法もあるんですね。そのほうが香りがよく立つのだとか。やってみたら確かになんだかより美味しいような気がします。薄くカットすると食べやすいのもいい感じです。

2012/06/06

冷たい出汁に漬け込んだプチトマト

トマトつながりで…。

湯むきしたプチトマトを和風出汁(出汁・酒・みりん・薄口醤油)に漬け込みました。冷蔵庫でよーく冷やして、食べる直前にエクストラバージンオリーブオイルを少し垂らしていただきます。トマトの中に出汁がしみて美味しい。最後に加えるオリーブオイルは、デリケートでマイルドなものを。Giachiのスノッチョラートはまるでフルーツのようなプチトマトの甘さにぴったりです。

2012/06/04

spaghetti al pomodoro e basilico

トマトの美味しい季節になってきました。
一年中出回っているトマトですけど、旬は夏。ぎゅっと旨味が詰まってきます。ホールトマト缶で作るトマトソースも美味しいけれど、夏食べるフレッシュトマトで作るトマトソースのパスタはまた格別。バジリコも夏に旬を迎えますしね。

作り方はいつものことながら、とってもシンプル。


1. トマトは湯むきし一口大にカットし、ニンニクはみじん切り、バジリコも刻んでおく

2. スパゲッティを茹で始める
3. エクストラバージンオリーブオイルとニンニクのみじん切りをフライパンに入れ、ニンニクが色づくまで火にかける
4. (3)に湯むきしたトマトを加えてさっと火を通し、塩を加える
5. 茹で上がったスパゲッティとバジリコを(4)に加えて和える

このスパゲッティにはフレッシュなトマトの味を存分に楽しむために、パルミジャーノ・レッジャーノもいらないと思います。
オリーブオイルはGiachiのプリモリオが本当によく合います。それぞれの素材の良さが分かる一皿です。

2012/06/01

insalata di polpo e patate

ずっと観たかった映画の最終日に行き、映画館のチケット売り場でチケットを買おうとしたら、目の前でチケットが完売しました。最終日、しかも一日一回上映。私は前世で何か悪いことをしたに違いありません。
…で、他の映画館で次の日から始まることが分かったので、安心しました。今度は初日にはりきって行ってきたいと思います。

タコとじゃがいもってどうしてこんなに合うのでしょうね。皮付きのまま茹でたじゃがいもの皮をむいて一口大にカットし、同じく一口大の茹でタコ、つぶしたニンニク、イタリアンパセリのみじん切り、ケイパーのみじん切り、エクストラバージンオリーブオイル、塩・コショウを加えてざっと全体を混ぜます。ほんのり温かくても、時間が経って冷めても美味しい前菜。イタリアの香りが詰まった一皿です。

こんなお料理にはノン・フィルターのオリーブオイルがとてもよく合います。今回使ったのはBENZAのプリムルジュ。豊かな風味のオリーブオイルが各食材をコーティングし、うまくまとめてくれます。