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2014/12/22

Ceglie Messapicaで絶品ランチ

stazione alberobello
アルベロベッロの小さな駅。


stazione alberobello
ここから私鉄に乗って、目指すはチェリエ・メッサーピカ。
ちなみにアルベロベッロの駅には午前中しか駅員さんがいないと聞いていたので、到着してすぐにまずは切符を買っておきました。確かに、私が電車を乗ると同時くらいに帰って行く駅員さんたち。


Ristorante Cibus
アルベロベッロを観光中はなんとかもったお天気ですが、チェリエ・メッサーピカに到着する前から雨が激しく降ってきました。駅舎が一番低い位置にあって、お店のあるチェントロには登って行く構造の町だったので、雨が滝のように道路を流れてくる中、なんとかランチのお店を目指します。盛大に迷ってようやく着いたお店、CIBUS。小さなこの町は美食の町として知られていて、CIBUSもその一軒。とてもカジュアルでお洒落な店内は一人でも訪れやすそうだったので、日本からメールで予約してみました。とりあえずの一杯はプーリアの赤ワイン、ネグロ・アマーロ。


Ristorante Cibus
プーリア名物の前菜は、二人からじゃないと受け付けてくれないお店が多い中、ここはちゃんと一人でも出してくれます。しかも二人だと色んな前菜が一皿ずつ出てきてシェアする形なのですが、一人だとこんな感じで盛りつけてきてくれる。
この一皿が強烈に美味しかった!とにかく野菜が美味しくて美味しくて。


Ristorante Cibus
オリーブオイル。


Ristorante Cibus
パスタは悩んでいたら、二種盛りにしてくれました。メッツォ(半分)なので両方とも美味しくいただけます。こっちから先に食べてね、と言われたのはオレッキエにトマトソースとプーリア名産のチーズ、カチョリコッタがかかったもの。もうひとつは"sagnapenta"というロングパスタにリコッタ・フォルテとラグー、そしてカリカリのパン粉、モリーカで和えられたもの。どちらもとても濃厚で美味しかったなー。二種類目のパスタにはカメリエーレお勧めのワイン、プリミティーヴィと一緒に。


Ristorante Cibus
お腹のいっぱい具合もちょうどよく、デザートもいけそうだったので、お勧めのパンドルチェのジェラート添えを。

どれもこれもとにかく素材がよくて、びっくりしました。シンプルで力強く、それでいてとても洗練されたお料理ばかりです。プーリア料理の奥深さを感じられるお店でした。
若いカメリエーレから感じられる自信みたいなのもとても頼もしく、安心して相談できます。

大雨の中わざわざこの店を訪れるためだけにやってきたのですが、大満足でランチ終了。事前にホテルで手配しておいたタクシーにすぐに会えて、オストゥーニの町に戻ったのでした。

※プーリアの小さな町では個人タクシーがほとんどのようで、タクシー乗り場に客待ちをしているタクシーはないことが多いです(タクシー乗り場そのものがないような)。ホテルなどで事前に足の手配はしておくほうが無難だと思います(ちなみにチェリエ・メッサーピカからオストゥーニにはバスでの移動も可能です)。