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2015/04/29

絶品手打ちパスタが味わえるお店、「Base」がオープン!

Base

尊敬するパスタ職人の河村耕作さん(以前河村さんについて当ブログでご紹介させていただいたのが、こちらが、満を持してご自身のパスタ工房を兼ね備えた、パスタをその場でいただけるお店、「Base(バーゼ)」を開店されました!

そしてその絶品パスタを最も純粋に味わえる、tagliatelle in biancoでGiachiのプリモリオを使っていただいております。河村さんのパスタと一緒になることによって、さらにプリモリオのその風味が存分に引き出された、恐らくこのオイルを味わうには最高の方法。

ぜひその味を確かめに行ってみてください!

Base(バーゼ)
東京都文京区小石川5-34-10

※丸ノ内線・茗荷谷の駅から歩いて10分程です。
開店後しばらくは、お昼の営業もされており、4月29日現在の営業時間は12:00-14:30、17:30-22:30となっております。今後は夕方からの営業のみをご検討されているようですが、また決まりましたらこちらでもご案内させていただきます(定休日は今のところ日曜日)。


Base
シンプルでセンスのいいお店もとても素敵です。
ご本人はあまり喜ばないのですが、ご自身もとにかく格好いい素敵な男性です。
そのあたりも(笑)ぜひ確かめてみてください!

2015/04/25

Giachi プリモリオ 250ml 再入荷しました!


早々に完売しておりました、Giachiのプリモリオ250mlを追加輸入しました!
在庫がなくて残念な思いをされた方、ぜひこの機会にお求めください。
ご利用お待ちしております!

2015/04/17

Trattoria del Tribunale, Parma


ミラノはとにかく雨。
あまりにも降り続くので気が滅入ってきました。
これはもうちょっとミラノを脱出しよう!ということで日帰りでパルマまで行ってきました。

パルマは10年以上前にランチだけで訪れたことのある街。
適度な大きさで美味しそうな小さなお店がひしめき、いつかゆっくりと訪れてみたいと思っていました。目指すお店を1軒決め、後は気の向くままに歩いてみることに。

ミラノ中央駅を出てレッジョナーレで1時間半。パルマ駅に到着しました。
駅のすぐ近くで目についた美味しそうな食材店でパルミジャーノ・レッジャーノの塊を買い、やっぱり迷いながらなんとか到着した今日のランチのお店、Trattoria del Tribunaleです。開店してすぐに入店したので一番乗り。


Degustazione di salumi
まずは外せないサラミの盛り合わせ。店を入ってすぐの所にたくさんの生ハムやサラミ類があり、ここでスライスしてくれます。スライス仕立てのサラミ類は絶品の美味しさ。結構な盛りですが、このために体調を整えて来た身。グラスでもらえるランブルスコをいただきながら、モリモリ食べます。


Untitled
続いて出てくるのは、このパルミジャーノ・レッジャーノをたっぷりかける…。


Tagliolini al Culatello
クラテッロのタリオリーニ!こんなに細いのにものすごくしっかりしたコシのある、パスタだけでも美味しいところに、たっぷり刻んだクラテッロが入っています。なんて贅沢!


サラミの盛り合わせが8.5ユーロ、クラテッロのタリオリーニが8ユーロ、グラスのランブルスコを2杯にカフェ、ボトルのお水で締めて26.5ユーロでした。このクオリティで今のイタリアでは大変リーズナブル。大満足のランチでした。

そしてもちろんお腹いっぱい…。晩ごはんはとてもじゃないけど食べられませんでした。


Trattoria del Tribunale
Vicolo Politi 5, 43121 Parma
Tel: 0521 285527

2015/04/16

Alla Cucina delle Langhe, Milano


無事ミラノの宿に戻った後は、ミラノを発つ前にレセプションで予約をお願いしていたリストランテで晩ごはん。

プーリアから帰って来たら、ピエモンテ料理なんかが恋しくなるかなーと思ってミラノ最初のちゃんとした食事はピエモンテ料理。私はとにかく北イタリアが大好きで、その中でもピエモンテには特別な想いがあります。いくつも回ったワイナリー。ゆっくり過ごしたピエモンテの景色。その全てがいつでも懐かしく思い出されます。

今回ミラノでお勧めのお店を美食家のイタリア人の友人に事前に尋ねていました。
その中にこのピエモンテ料理店が含まれていたので、迷わず決定!


Untitled
突き出しで出てきたのが、またまたポルペッティーネ(笑)。プーリアで散々食べた気がしますが、大好物なので問題なし。こちらのは肉々しくて、エアリーだったプーリアのそれらとは違います。これはこれで、とっても美味。


La tartare di fassone aromatizzata alla senape
一皿目に頼んだのは、ファッソーネ牛のタルタル。
ファッソーネ牛はトスカーナのキアナ牛と並ぶ、ピエモンテのブランド牛。
脂肪分が少なく、柔らかなその肉はタルタルにふさわしい。
…でもちょっと量が多過ぎました。全部は食べきれず。。すみません。


Tajarin con tartufo bianco
そして次はメニューで見つけたときから決めていました、タヤリン(ピエモンテのタリオリーニ)の白トリュフかけ。ちょうど白トリュフの季節だったので、ミラノだったら食べられるかなーと思っていたのですが、さすがにピエモンテ料理のお店、しっかりメニューの中で輝いていました。
本場のお店で食べた感動まではいかないけれど、やっぱり美味しい白トリュフ。
卵多めの黄色いパスタによく合います。


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ワインはピオチェザーレのバルバレスコのハーフサイズがあったので、そちらを1本いただきました。あぁ、やっぱりバルバレスコ美味しいなぁ。


Bonet
デザートにはピエモンテのドルチェ、ボネ。濃厚なチョコレートの風味が、まだ少し残っていたバルバレスコにこれまたぴったり。


ミラノにあるお店なので、もちろんピエモンテ料理以外もメニューには載っていますが、最初から最後まで正統派のピエモンテ料理をいただけて大満足。カメリエーレも親切でテキパキしていて安心して食事が出来ます。落ち着いた店内の雰囲気もいい感じ。ミラノでピエモンテ料理が恋しくなったら、ぜひ!


Alla Cucina delle Langhe
Corso Como 6, Milano
Tel: 026554279

ミラノでもお洒落なエリア、コルソコモにあります。
お食事の前に周りのお店を覗くのも楽しいです。

2015/04/15

aeroporto di Brindisi

オストゥーニに別れを告げて、戻って来たブリンディシ空港。

プーリアには大きな空港としてはバーリがありますが、今回私が使った空港はオストゥーニから近いブリンディシ空港。小さくて新しく、とてもきれいなセンスの良い空港です。


Brindisi, Aeroporto del Salento
椅子だってこんなに素敵。


fritto misto e birra
実は私、楽しみにしていたことがありました。それは空港内にあるカフェ、"Gustapuglia"での食事。ここではプーリアの地ビールが飲めます。そしてお供にはフリットミスト。ミストとありますが、小さなポテトコロッケばかりだったのはご愛嬌(笑)。でもとても美味しかった。そしてもうここの店員さんたちがとにかくいい人たちで。なんだかプーリアを離れるのが改めて嫌になりました。プーリアでの3日間、ほんのちょっとでも嫌な人には全く出会わなかった。


Cioccolato fondente organico di MAGLIO, Lecce
それからもうひとつ、このカフェで買いたかったもの。それがレッチェにあるMAGLIOのチョコレート。小さなタブレットはカカオの含有量別に色々揃います。小さくてお土産にも最適な一品。たくさん買ってレジに並んだら、お店のお兄さんに大げさに驚かれました。


最後の最後まで楽しめたプーリア州。空港のカフェのみなさんの満面の笑顔と陽気さに見送られながら、名残惜しくミラノへと発ちました。

2015/04/13

オストゥーニの町並み

la citta bianca
オストゥーニの白い町には青空が似合います。


la citta bianca
細い通りをのぞくとこんな光景に何度も出会えます。


la citta bianca
地図を持たずにフラフラと歩いていると現れる、二度と辿り着けないかもしれない場所。


Ostuni


Ostuni


Ostuni


Ostuni
アドリア海まで続くオリーブの木々。プーリアがイタリアにおけるオリーブオイルの生産量第一位であることを納得させられる絶景です。


そんなオストゥーニ、プーリアに別れを告げて、ミラノに戻ります!

2015/04/10

オストゥーニのホテル


今回私がオストゥーニで宿泊したのは、Hotel Ostuni Palace。
オストゥーニの町に入るとすぐの所にあり、旧市街までは1km程離れていますが、分かりやすい場所です。私は毎日旧市街まで歩いて行ってました。買い物するたび、または食事をするたびに往復2kmの道のりを歩くことになりますが、旅に出るととにかく歩きたくなる私には、全く苦になりませんでした。

オストゥーニの中では規模の大きなホテルだと思います。中にリストランテもありますし、レセプションの人はみんなとても明るくしっかりしていて、車を頼むのもお店を予約するのもテキパキとこなしてくれます。


Ostuni Palace Hotel
ホテルエントランスには大きなオリーブの木。


Ostuni Palace Hotel
レセプションすぐ横にあるエレベーターにはこんな絵も描かれています。


Ostuni Palace Hotel
エレベーターの中もこんな感じ。かわいい。


Ostuni Palace Hotel
朝食はリストランテが会場となります。プーリアらしい真っ白で清潔感のある空間。


オストゥーニでリーズナブルにきちんと宿泊できる宿です。
そんな所をお探しの方にはお勧めです!


Hotel Ostuni Palace
Corso Vittorio Emanuele, 218
72017 Ostuni (Brindisi), ITALIA

2015/04/08

Osteria del Tempo Perso, Ostuni


最高に美味しいランチをたっぷりいただきましたが、この日は実質オストゥーニで食事が出来る最後の日。ホテルに帰って休憩がてら少し昼寝をしたら、夜にまた旧市街まで歩いて行きます。

向かった先はOsteria del Tempo Perso。恐らくオストゥーニで一番観光客に有名なお店ではないでしょうか。オストゥーニに滞在すると決めたときに、とりあえずここで食事は一回しようと思ったのです。

プーリア伝統のグロッタ(洞窟)を使った店内は残念ながら工事中で、もう一方の入り口から入ります。でも雰囲気はとってもプーリアらしくていい感じ。


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突き出しはまたまたポルペッティーネ。プーリア来てから本当によくポルペッティーネ食べてます。ここのはパンポルペッティーネとタラのムースのポルペッティーネ。熱々で軽い食感でとても美味しかったです。


Burrata con Capocollo di Martina Franca
そういえば、プーリアに来ているのにまだカポコッロもブッラータも食べていないんでした…ということで、その2つの盛り合わせ。他のお店でも、これらの盛り合わせがメニューになっているところが多かったので、この2つは一緒に出されることが多いのかな。
ちなみにカポコッロは豚の首肉のサラミ、ブッラーラはモッツァレッラと同じ製法で作られたチーズの中に生クリームを詰めたもの。中からトロッとクリームが溢れ出します。
カポコッロ以外にももう1種類サラミが載っていましたが、何だったのかはちょっと忘れてしまいました…。


Spaghettoni con polpa di ricci
プーリアに来てから、野菜ばかり食べてあまり海のものを食べていなかったので、パスタはウニのスパゲッティにしました。ウニは日本でどうしても美味しいものを食べているので、ハードルを少し上げてしまいます。パスタの茹で加減とかまとめ方はとても上手だったけど、やっぱりウニは日本の方が美味しいかな。でもシチリアで食べるウニのパスタはとても美味しいとのことなので、次はシチリア上陸しないとかな…(シチリアは未到達なのです)と思いながら。


Spumone
ドルチェはお勧めされたスプモーネで。そういえば、ジェラート系を食べるのもこの旅初めてでした。


こちらのお店も家族経営らしく、みなさんとても親切でいい意味で外国人観光客に慣れていらっしゃいます。お昼の感動が大き過ぎたので、私の印象はまあまあかな…といった感じですが、色んな意味でプーリアらしい雰囲気が味わえます。

さあ、明日はもうプーリアを離れます!

2015/04/06

Osteria Monacelle, Ostuni


とにかくウロウロウロウロ歩いた日曜日。
ランチは美味しいものが食べたいな、と思って宿泊していたホテルのレセプションで「近くて美味しいところ」と尋ねたところ、自信を持って勧められたのがオストゥーニの旧市街、カテドラーレのすぐ近くにあるOsteria Monacelle。何度か前を通って気にはなっていたお店です。ランチタイムが始まってすぐ入店。予約をしていたのですんなり席に案内されました。小さな小さな店内はガラス張りのキッチンがすぐ見えて、女性二人がお料理中。完全な家族経営のお店です。奥の席ではお孫さんらしい男の子がランチの真っ最中で、たっぷりのパスタを食べていました。おじいさんらしい方が帰ってくると、一緒にテーブルに座って食事を始めます。なんとも微笑ましい光景でした。


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日曜日で魚介類の入荷がないとのことで、前菜に頼んだのは野菜をオイルでクタクタに煮たもの。
大量に出てきました(汗)。
でもこれが最高に美味しくて、野菜なものですからガンガン食べられる。
あっという間に完食しました。


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私が野菜を黙々と食べていたら、隣に座っていた紳士お二人からの差し入れですと出てきたのがこちら。お二人が召し上がった前菜の一品で、とても美味しかったのでこのスィニョーラにも食べさせてあげなさい…と言われたのだとか。わー、すみません、野菜あんなにいっぱい食べて、この後パスタも食べるのだけれど、大丈夫かなーと思いながらありがたくいただきました。トマトソースで煮込まれた熱々のポルペッティーネはこれまた感動の美味しさ。食感が軽めだったので、これも難なくクリアできました。。というか、そんな親切、残せないしね。


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そして、パスタはお店お勧めのカルドンチェッリとトマト、パンチェッタのスパゲッティ。カルドンチェッリはプーリア地方でよく食べられる野生のエリンギ。旨味たっぷりのキノコです。そんなカルドンチェッリを使ったスパゲッティ、トマトとパンチェッタとの相性も素晴らしく、シンプルなのにこれまた完成度が素晴らしい!


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この3品を平らげて、とてもじゃないけどドルチェの入る隙間はなく、カフェで締めました。カフェを頼むとこんな可愛いセットで出てきて、これまた嬉しい!


とにかくお料理が美味しく、そしてお値段がとてもリーズナブルで、そしてそして家庭的なその雰囲気がとても居心地がいい、大変素敵なお店でした。
オストゥーニに行かれる方には大推薦です!ぜひ行ってみてください。


Osteria Monacelle
Via Fratelli Vincenti, 4/6, Ostuni

2015/04/02

Giuseppe Roma a Ostuni

Giuseppe Roma
アンティーク市を前後して行ったお店があります。
今回の旅で大変参考にした雑誌「旅」2008年9月号。
この雑誌でまだ見ぬプーリアへの想いをはせ、6年温めてようやくやって来られたのです。
その中に掲載されていたオリーブの木で作った調理器具を売っていらっしゃる工房兼お店、それがオストゥーニの旧市街にあるGiuseppe Romaでした。

7:00からオープンと記載されていたので、時差ぼけですっかり早起きの私はアンティーク市の前にいそいそとオープン時間に合わせて行ってみました。看板も何もないお店を見つけるのに苦労したけど、恐らくここだなという場所発見。でも扉はしっかり閉まってます。しばらく様子を見てみましたが、どうも開く感じはなさそう。

後でまた来てみることにして、近くの小さなオリーブオイルを販売するお店を覗いて少し買い物をしたり。そこで「あそこのGiuseppe Romaは何時頃に開くのかな?」と訊いてみたら、「お昼頃には開くんじゃないかしらー」とふんわりしたお返事。じゃあ後でまた来てみよう…と先にアンティーク市に行ってみたのでした。

そしてお昼頃にまた戻って来たのですが、まだ扉は固く閉まったまま。
どうしようかな…と少し途方に暮れていると、前方からゆっくりゆっくり歩いてくる一人の男性が。おぉ、あれはまさしく雑誌で見たGiuseppeさん!近づいて行って「Giuseppeさんですよね?日本からはるばる来ました〜」と言うと大変歓待してくれました。

一緒に工房に入り、色々見せてくれて説明してくれるGiuseppeさん。
お目当てのカッティングボードはあいにく一枚も在庫がなかったけど、リゾット用のおたま(右利き用、ちなみに左利き用もありました)と小さめのおたまを1本ずつ購入。


Giuseppe Roma
こちらは他の方のブログでも拝見していた光景。Giuseppeさんが次々と殻付きのアーモンドを割ってくれて、食べろ食べろと勧めてくれます(笑)。あまりにも多いので、そのほとんどを持ち帰らせてもらいました。
ご高齢のため、いつまでこちらで作り続けられるのか分かりませんが、次行ったときにはカッティングボード欲しいな。どうぞこれからもお元気で!

2015/04/01

オストゥーニのアンティーク市


今回プーリア州を選んだ訳はずっと前からオストゥーニのアンティーク市に行きたかったから。毎月第2日曜日に開かれるこの市には、ぜひ行ってみたいと思っていました。

スケジュールもこれに合わせて立てたもの。ということで、張り切って行ってみたところ…。

mercatino dell'antiquariato a Ostuni
うーん…。


mercatino dell'antiquariato a Ostuni
うーんうーん…。


mercatino dell'antiquariato a Ostuni
どうしても初めて行った南フランスのL'Isle-sur-la-Sorgueのアンティーク市と比べてしまうから、しょうがないかもしれませんが、やっぱりちょっと期待はずれ。欲しいものが中々見つかりません。


taralli
ようやく欲しいな、と思ったのがこちら。
プーリアの定番の文様である点描の花模様が描かれた古いお皿(上に載せているのはプーリアの伝統的なパンの一種、タラッリーニ)。
「どれくらい前のもの?」と尋ねたら、売っていたおじさんに「分からん!」と返事されました(笑)。分かったふりすらしないところが素敵です。

これ以外に古いマグカップと、これは新しい同じく点描の花模様が描かれた小さなカップを買ってお買い物終了。お金全然使いませんでした。


Ostuni
アンティーク市とはいえ、食品なども売られているのはどの市でも同じ。地元の方々の日常のお買い物も兼ねているんですね。

売る方ものんびり、買う方ものんびりした南イタリアらしい市でした。
興奮するようなものに出会ったり、たくさんの戦利品をゲットしたり…といった経験は出来なかったけど、これもまた旅のひとつ。