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2015/06/23

Teatro alla Scala

Teatro alla Scala

今回ミラノに滞在するにあたって、まずチェックしたのがACミランの試合が観られるかということと、スカラ座で何かオペラをしていないかしら…ということ。
残念ながらカルチョのスケジュールには合わせられなかったけれど、スカラ座ではヴェルディの「シモン・ボッカネグラ」を公演中!さらにプラシド・ドミンゴが出ている!興奮してスカラ座のサイトでチケット状況を調べたのですが、ドミンゴが演じる日は全日程完売…。そりゃまあそうだよねぇ、、と思いながらでも諦めきれず、ある日本の方が経営される代理店に問い合わせてみたところ、チケットありました!プラテア(平土間)とパルコ(ボックス)の前列はさすがのお値段で、一人で行くし、そんなにドレスアップするのも大変だしな…と考えた末に見えるのかどうかは分かりませんでしたが、一番安かったガレリアを購入させていただきました。いわゆる天井桟敷ですね。

当日はガレリアの入場は正面玄関からではなく、その横手のスカラ座博物館の入り口からになります。また、休憩中などにもプラテアやボックス席へ降りることはできません。
本当に天井が近く、スカラ座の見事なシャンデリアが目の前にぶら下がっているのだけでも、興奮。さらにプラテアやボックスの華麗な雰囲気を観させていただくのも素晴らしい。…そして、舞台は普通に座っていたら全く見えません。こんな席よく売るな、という感じです(笑)。でも、始まるとみなさん立ち上がって見える場所に移動するんですね。そして立ったまま観劇。私もそれに習って、すぐに立ち見に切り替えました。また、オペラグラスは必須。じゃなきゃドミンゴの顔なんて、全く見えない(笑)。
そんな優雅とは言いがたいオペラ観賞でしたが、その素晴らしい声は平等に聴こえます。
また、ガレリアの方々は真のオペラ好きも多く、みなさんの真剣さをひしひしと感じられる貴重な体験でした。

今度はシチリアのパレルモ・マッシモ劇場で本場の「カヴァレリア・ルスティカーナ」を観たいなぁ。そのときは少しお洒落して、プラテアで観たい。