オストゥーニのアンティーク市
今回プーリア州を選んだ訳はずっと前からオストゥーニのアンティーク市に行きたかったから。毎月第2日曜日に開かれるこの市には、ぜひ行ってみたいと思っていました。
スケジュールもこれに合わせて立てたもの。ということで、張り切って行ってみたところ…。
うーん…。
うーんうーん…。
どうしても初めて行った南フランスのL'Isle-sur-la-Sorgueのアンティーク市と比べてしまうから、しょうがないかもしれませんが、やっぱりちょっと期待はずれ。欲しいものが中々見つかりません。
ようやく欲しいな、と思ったのがこちら。
プーリアの定番の文様である点描の花模様が描かれた古いお皿(上に載せているのはプーリアの伝統的なパンの一種、タラッリーニ)。
「どれくらい前のもの?」と尋ねたら、売っていたおじさんに「分からん!」と返事されました(笑)。分かったふりすらしないところが素敵です。
これ以外に古いマグカップと、これは新しい同じく点描の花模様が描かれた小さなカップを買ってお買い物終了。お金全然使いませんでした。
アンティーク市とはいえ、食品なども売られているのはどの市でも同じ。地元の方々の日常のお買い物も兼ねているんですね。
売る方ものんびり、買う方ものんびりした南イタリアらしい市でした。
興奮するようなものに出会ったり、たくさんの戦利品をゲットしたり…といった経験は出来なかったけど、これもまた旅のひとつ。