Trattoria Piccolo Napoli
最後のちゃんとした食事は、宿からすぐ近くのトラットリアで。
お天気もいいお昼。外の席でいただきます。
まずはパレルモ名物のパネッレ。ひよこ豆をペーストにして揚げたストリートフードのひとつですが、ここではきちんとお皿に盛られてきます。外はカリッと、中はしんねりしたしみじみ美味しいパネッレ。ずっと食べ続けていたい。
合わせるワインは地品種のカタラット。日本でもよく飲みますが、現地での味はまた格別。最後だし、フルボトル一人で頼みましたが、どれぐらい飲んだっけな(汗)。
ゴマ付きのパンもすっかり慣れた。美味しいんですよねぇ。
そしてlinguine con uova di pesce。本当はウニのパスタが食べたかったのですが無かったので、魚卵のパスタにしてみました。魚卵慣れしている日本人にはど真ん中の味。シチリアは今まで行ったイタリアのどこよりもさすがに魚介類のパスタのレベルがとても高い。
この後魚介のフリットもいただいたのですが、これは頼まなくても良かったレベル。
パレルモの下町ではためく洗濯物を見ながらの少しゆったりした贅沢なランチは、あぁ、今自分はシチリアにいるんだなぁとしみじみ感じさせてくれるひと時でした。
もう明日には出発…。旅の最後はいつも哀しくなるこの時間も、嫌いではありません。
レモンのソルベをいただきながら、そんな感傷に浸っていました。。
Trattoria Piccolo Napoli
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