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2012/03/30

il gelato di vaniglia con aceto balsamico

アチェート・バルサミコ・レッドラベルの濃厚さはバニラアイスにかけると、それは素敵なソースになります。カラメルのような風味が(実際にはカラメルは加えられていないのに)、バニラアイスをまるでプリンみたいにしてくれます。やっぱりこの食べ方はお勧めです。

使っている器は余宮隆さんの蕎麦猪口です。ここでお知らせするまでもなく、有名な器屋さんにて、もうすっかり有名になった余宮さんの個展が明日31日から開催されます。それはまた想像を絶する盛況っぷりだと思うのですが、初日に頑張って行こうと思ってます。お近くの方はぜひ!

2012/03/29

料理写真

asparagi by Casa dell'Albero
asparagi, a photo by Casa dell'Albero on Flickr.

2月末から通っていた短期カメラスクールが昨日で終わりました。最終日は撮ってきた写真の批評を先生にしてもらいました。テーマは早春。2週間程前に撮影実習で自然公園に行き、主に花や植物を撮影する機会があったのですが、相方が入院・手術する日と重なり私は参加できなかったのでした。…ということで、私は個人で浜離宮に行き菜の花や梅の写真などを撮ってきたのですが、普段撮影している対象である料理も批評してもらおう…と思って春に関する食材も撮って持っていきました。その中の一枚がこちら。

先生は花や植物を主に専門とするカメラマンなので、料理写真は新鮮だったようでこの写真をいたく気に入ってくださいました。その他に提出した写真についても「ボケが得意だねー。どれもボケがいいねー。ボケ専門でやっていったらどうかな。」とのこと。…先生、私今からでも芸人になったら大成するってことですか?っていうくらいボケを褒めてくれました(ちなみに先生は関西の方なので、関西弁でそのように言ってくれるとますますボケが違う方向に聞こえる)。

やっぱり普段撮り慣れている料理のほうが、巧く撮れているようです。逆にその他のものはまだまだ下手だということ。これを機会に他の被写体にも目を向けて、積極的に撮りたいなーと思います。

ボケよりツッコミの方だと思ってたんだけどなー。

2012/03/28

parmigiano reggiano con aceto balsamico di modena

続きまして、同じくレッドラベルをパルミジャーノ・レッジャーノにかけて。ご存知パルミジャーノ・レッジャーノはエミリア=ロマーニャ州で作られています。同じ州出身のアチェート・バルサミコ・ディ・モデナとの相性は言うまでもありません。熟成したもの同士が合わさるとなんて素敵な相乗効果!パルミジャーノのミルクの香りにバルサミコの甘い果実味が加わって、上質なデザートのよう。食前にスプマンテと一緒にいただいてもいいですし、同じくエミリア=ロマーニャ出身のランブルスコと合わせても、とっても美味しくいただけます。

2012/03/27

fragole con aceto balsamico

さて、そろそろアチェート・バルサミコのお勧め使い方を。まずは最も高級ラインのレッドラベルです。

このアチェート・バルサミコは3種類の中で最も長期熟成されたもので、トロッとした甘みを感じるバルサミコになっています。そのふくよかな味と芳醇な香りは素晴らしく、これだけでも舐め続けられるくらい美味しい。そんな特別なバルサミコの生産者お勧めの使い方は、「いちごにかける・バニラアイスにかける・パルミジャーノ・レッジャーノにかける」。どれも簡単なのに完璧なデザート、またはおつまみになります。

最初は旬のいちごにかけて。
いちごの甘さがさらに引き立ち、そんなにお高くないいちごでも、奥深い旨味を感じるようになります。

2012/03/26

cime di rapa, fave e pecorino

菜の花を使ってもう一品。そら豆も合わせたサラダです。そら豆と相性のいいペコリーノを加えたら、あらびっくり。ペコリーノと菜の花の相性もとてもいいですね。

作り方はこれまたお伝えするのがはばかられるほど簡単。
茹でた菜の花と茹でて薄皮をむいたそら豆、小さなダイス状にしたペコリーノチーズ、エクストラバージンオリーブオイル、塩・コショウを合わせて和えるだけ。菜の花の香り、そら豆の香り、ペコリーノの香り、そしてエクストラバージンオリーブオイルの香りがたまりません。今回はGiachiのプリモリオを使いましたが、BENZAのプリムルジュでも面白いと思います。

2012/03/23

spaghetti con cime di rapa

…ということで、まずはパスタ。本当ならオレキエッテと合わせたいところでしたが、手軽にスパゲッティで。アンチョビの塩気とニンニクの香り、唐辛子のピリッとした辛さが菜の花のほのかな苦みと合わさって、すごい完成度の高いパスタ料理だと思います。この組み合わせを考えた人(イタリア人)はすごいなぁ…。

この料理に使うオリーブオイルは絶対プリモリオだと思うんですよね。青い香りがぐーんと上がり、それはそれは美味しい。

2012/03/22

菜の花

Untitled by Casa dell'Albero
Untitled, a photo by Casa dell'Albero on Flickr.

2月末から短期カメラスクールに通っていまして、課題の「早春」を探しに浜離宮に行ってきました。菜の花が満開と聞いていたのですが、なかなか見事な一面黄色。そして何より香りが素晴らしかった。パチパチ撮影したら、帰りに菜の花買って帰ろう、ここはやっぱりパスタかな…と完全に花より団子のワタクシでした。

2012/03/19

大変お待たせしました!

il borgo del BALSAMICOのショッピングページの準備が完了しました。これでオリーブオイルを含め全ての商品が整いましたので、お買い物をごゆっくりお楽しみください。

今回から瓶の形状が変わっておりますので、使いやすいように注ぎ口もご用意しています。こちらは別売りになりますが、当店が用意しました全てのアチェート・バルサミコとビネガーにお使いいただけます。ご一緒にぜひどうぞ。

2012/03/16

il secco del borgo (aceto di vino bianco)

そして今回初めて入れました、白ワインビネガーのIl Secco del Borgoです。オーク樽で1年間ゆっくり熟成させた琥珀色の白ワインビネガー。まろやかで芳醇なワインの香りが残る、とても奥深い風味です。アチェート・バルサミコに混ぜても大変美味しく召し上がれます。届いたばかりのビネガーを使っていろいろ試し、こちらでまたご紹介させていただきます。

aceto balsamico di modena IGP

アチェート・バルサミコは3種類。サラダにエクストラバージンオリーブオイルと一緒にばしゃばしゃとかけられるイエローラベル、お肉や魚のソースとして使えるオレンジラベル、そして長期熟成のレッドラベルはパルミジャーノ・レッジャーノやいちごにかけると素晴らしく美味。

ぽってりした形状の瓶は1本ずつ箱に入っています。キッチンに揃えるとなんだか気持ちがワクワクするその姿が私は大好きです。お料理好きの方にプレゼントとしてもお勧めです。

il borgo del BALSAMICO社の商品が入荷しました!

大変大変お待たせしました。
昨日午後にil borgo del BALSAMICO社の商品がようやく入荷しました。エクストラバージンオリーブオイルの輸入はそれほど手続きが必要ではないのでいつもスムーズに入荷までいきつくのですが、久しぶりにオリーブオイル以外の輸入で色々手続きを踏み、ようやく手元に届きました。感慨もひとしおです。

今回輸入したのは、今まで取り扱っておりました商品よりランクアップしたもの。瓶の形状も違います。容量は同じ250mlで、風味の違いとされるイエロー・オレンジ・レッドの3種も一緒。早速テイスティングしてみましたが、イエローラベルのさらさらとした液体に爽やかな酸味、ほんのり感じる果実味、そしてオレンジラベルの熟成感にさらに濃縮された甘み、そしてそしてレッドラベルの濃厚なトロッとした甘み、それぞれ最高に美味しくて、熟成度合いで異なる変化の面白さもとても楽しい。やっぱりこのアチェート・バルサミコは絶品です。今回はさらに白ワインビネガーも入れました。オーク樽で熟成された琥珀色の白ワインビネガーは、ワインの香りがしっかりする、ツンとした酸味が少ないまろやかなビネガー。お料理の幅が広がりそうです。

ただいまショッピングページを準備中です。完了次第こちらでご案内させていただきますので、もうしばらくお待ちください。それまでに個々の商品をもう少しご紹介させていただきたいと思います。

2012/03/12

いかなご 2012

ikanago 2012 by Casa dell'Albero
ikanago 2012, a photo by Casa dell'Albero on Flickr.

今年も神戸の母からいかなごのくぎ煮が届きました。これを食べないと春が来ない気がする、私にとってはそんな一品。お母さんいつもいつも本当にありがとう。

昨日であれからもう1年ですね。
長かったような短かったような、各々でその思いは異なると思います。気持ちの中で風化させないこと、改めて感じ入った昨日でした。

そしてスルーしてしまっていましたが、今年の3月7日に5周年を迎えたCasa dell'Alberoです。もう5年経ってしまったのか、というのが正直な感想。まだまだ未熟な店ですが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

2012/03/09

BENZA社のオイル、お待たせしました!


大変お待たせしました!
BENZAのショッピングページの準備が完了しました。

今回入荷分からBENZAのエクストラバージンオリーブオイルも全て価格を改訂し、以前より少しですがお安くなりました。特にブォンオリオはフィルター、ノン・フィルターともにこのクォリティで2,000円を切るのは大変お買い得だと思います。ぜひぜひ日常のオリーブオイルとしてお使いください(ブォンオリオの1000mlサイズは今回よりラインナップから外させていただきました。ご了承くださいませ)。

「BENZAのオイルを待ってました」というお客様も、「BENZAのオイルが届いてから、Giachiのオイルと一緒に買うんだー」というお客様も、どうぞごゆっくりお買い物をお楽しみください。ご利用をお待ちしております。

2012/03/08

BENZA 社のエクストラバージンオリーブオイルが入荷しました

大変お待たせいたしました。
本日、BENZA社のエクストラバージンオリーブオイルが無事入荷しました。ただいまショッピングページを準備中です。完了次第トップページとこちらのブログでご案内しますので、お買い物はもうしばらくお待ちください。

尚、一緒に入荷予定だったil borgo del BALSAMICO社のアチェート・バルサミコは、もうしばらく入荷までかかることになりました。お待ちいただいておりますお客様には大変ご迷惑をお掛けし、誠に申し訳ございません。入荷次第ご案内させていただきます。よろしくお願いいたします。

BENZA社のオリーブオイルは現地でとても評価が高く、私が初めてリグーリア州で見つけたときには、お店の人もリストランテの人も大絶賛だったのですが、イタリアのスロー・フード協会発行のエクストラバージンオリーブオイルのガイド本にも掲載されていると知ったのは、昨年輸入を開始してからのこと。毎年発行されるこちらのガイドブックでは、各州から選んだ生産者・オリーブオイルを評価していて、その評価はオリーブの実の数で表しています。最高評価は "tre olive"(オリーブの実3個)。2011年度版でリグーリア州において、この最高評価を獲得したのは3つの生産者の3種のオイル。そして、なんとBENZAのプリムルジュがそのうちのひとつだったのです。何も知らずに輸入を始めて、後々手に入れたガイドブックを見て驚いた私。ちなみにBENZAのクリュ・トゥレDOPはオリーブの実2つ。イタリア国内で大変評価の高い生産者だったんですねぇ…。後から知って、とっても誇らしくなった私です。すごいところに出会えたもんだ。

そんなBENZAの出来立てオイルが届いています。特にオリーブの実3つのプリムルジュは2月に搾油したところ。ぜひその風味を楽しんでみてください。

2012/03/06

canocchie in salsa di limone e olio

BENZA社のオリーブオイルとil borgo del BALSAMICO社のアチェート・バルサミコですが、今週木曜日にこちらへ入荷予定となりました。金曜日には出荷準備が整うと思います。大変お待たせして申し訳ございませんが、もうしばらくお待ちください。

本日ご紹介するのはシャコ。
私はシャコが大好きなのですが、イタリアでもヴェネチアなどでは食べられる食材ですね。シンプルにエクストラバージンオリーブオイルとレモン、塩・コショウだけで(順番にかけるだけ)。使うオリーブオイルはGiachiのドルチオリオ、またはコッレ・デル・ジャッキ、BENZAのクリュ・トゥレ、プリムルジュなどがお勧めです。

2012/03/05

latte di merluzzo alla mugnaia

たらの白子は冬の間のご馳走。
鍋に入れてもいいし、サッと茹でてポン酢とネギで食べても素敵に美味しい。その中でも気に入っているのが、パン粉をつけたり小麦粉をまぶしたりしてソテーしたもの。まわりがカリッとして中はとろんとした食感はうっとりする美味しさです。今回はレモンとケイパーのソースでいただきました。

1. 小麦粉をしっかりまぶした白子をエクストラバージンオリーブオイルで全体がきつね色になるまでソテーする

2. フライパンをふきとり、新たにエクストラバージンオリーブオイル、塩抜きして刻んだケイパー、レモン汁を入れて軽く火にかけ、焼き上がった白子にかける

3. 皿に盛り、イタリアンパセリのみじん切りを散らして出来上がり

オリーブオイルは、デリケートなのに香り高いGiachiのドルチオリオ、またはまだ入荷してませんがBENZAのクリュ・トゥレがお勧めです。

2012/03/02

insalata di pecorino toscano, fave e rucola

最後のグリーンピース/そら豆料理はこちら。ペコリーノ・トスカーノとそら豆、ルッコラのサラダです。ざくざくと刻んだルッコラにダイス状にしたペコリーノ・トスカーノ、茹でたそら豆を皿に盛り、上からエクストラバージンオリーブオイルと塩・コショウをかけたもの。その透明感のある美味しさは抜群です。

オリーブオイルはぜひぜひGiachiのプリモリオを使ってみてください。ぐーんと上がる緑の香りとピリッとした辛さがひときわ美味しい。

2012/03/01

risi e bisi

risi e bisi by Casa dell'Albero
risi e bisi, a photo by Casa dell'Albero on Flickr.

さて続きましての豆料理は、ヴェネト州名物の春のリゾット、リージ・エ・ビージです。米と豆という材料そのままの料理名ですが、グリーンピースの香りとパンチェッタの旨味が溶け合った素朴で素敵に美味しい一皿。本来はもう少しだぶっとスープ状に仕上げますが、リゾットにしては少しゆるめ、くらいで作ってみました。

1. 鍋にエクストラバージンオリーブオイルを入れて火にかけ、タマネギのみじん切りを透明になるまで炒め、刻んだパンチェッタ、洗っていない米も加えて炒める

2. (1)にグリーンピースを加えてさらに炒めたら、熱い野菜のブロードをひたひたになるくらい加えて煮る(ブロードが少なくなってきたら、そのつど足していく)

3. 米がアルデンテに煮上がったら火から下ろし、すりおろしたパルミジャーノ・レッジャーノを加えて手早く混ぜ合わせる

パンチェッタの塩気を考慮して塩は加えずに作りましたが、味をみて必要でしたら足してください。また、普通のリゾットよりほんの少し汁気を多めに仕上げてみてください。

オリーブオイルは、香り高くてエレガントなコッレ・デル・ジャッキがお勧めです。