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2011/08/31

ramyeon (korean instant noodle)


韓国のインスタントラーメンとの出会いはアメリカ留学中のこと。とてつもない田舎で暮らしていた私は、友達の車にのせてもらって数ヶ月に1回、約200km離れた都会まで日本食の買出しに行っていました。お米や醤油、みりん、味噌などを買って(醤油なんかはガロンで売っていたような…)、それらを使ってなんちゃって和食を作るのです。そんなとき、立ち寄る韓国人経営のオリエンタルフードショップで韓国産インスタントラーメンと出会いました。連れて行ってくれた先輩日本人留学生が、「これ美味しいよー」と教えてくれたので、数個買って早速作ってみたところ…。美味しかった!パンチの効いた辛さにコシのある麺が、それまで韓国料理なんて食べたことのなかった私にとってはとても新鮮でした。2年半の留学中、どれだけお世話になったことでしょう。


日本でも簡単に手に入るようになった韓国のインスタントラーメンは、今でもやっぱり好きで時々食べます(ちなみに好きなのは辛ラーメン。最近「ブラック」も出たので試してみましたが、マイルドなブラックよりシンプルでスッキリした辛さの通常のもののほうが個人的には好みです)。ソウルに行ったときにはラーメン用のアルミ製一人鍋を買ってきたぐらい。これでグツグツ炊いて、鍋ごと食卓に出していただきます。アンティークのスッカラ(匙)とチョッカラ(箸)で食べたら気分も盛り上がります。


ラーメン鍋を市場で買った後、仁寺洞にあるポシャギ屋さんに行ったら、お店のお姉さんが「荷物をおまとめしましょうか」と、私が手に持っていたシャカシャカのビニール袋類をひとつの紙袋に入れてくれました。そのときちらっとのぞいたラーメン鍋を見て大爆笑(「ラ、ラーメン鍋買ってる…」と)。お陰でとても親近感を持ってくれたお姉さん、帰りに自分が普段食べているお気に入りのお菓子をおすそ分けしてくれました。

2011/08/29

素麺をモズクとオクラで


涼しくなったとはいえ、日中はやっぱり30℃超えの関東エリア。お昼ごはんに何を食べるか悩ましいところです。あんまり火を使いたくないし、そんなにたくさんも欲しくない…。だったらこんなのいかがでしょう。


素麺茹でて冷水で締めて、オクラは茹でて刻んでおきます。冷たいガラスの器に素麺を入れたら、市販のモズク酢をたらたらっとかけて、その上からオクラをぱらぱらと。全体を混ぜていただきます。


冷たくて酸っぱくて、暑い日のランチにはぴったり。ローカロリーなのも個人的には嬉しい。普通の素麺に飽きたら試してみていただきたい一品です。

2011/08/26

シシャモ


子供のころシシャモが大好きで、たくさん焼いてもらってはポン酢でパクパク食べていました(その頃から酒飲みの片鱗が…)。でも、どうもその当時我が家で食べていたのは正確にはカラフトシシャモだった模様です。美味しかったですけどね。


本物のシシャモを見つけたので(結構お高い)、おもむろに買ってきて食べてみました。子が控えめで身はもっと締まった味がしますね。うむうむ美味しい。グリルで焼いてみたところ、どうも皮が破れやすいので、次はエクストラバージンオリーブオイル(今回はクリュ・トゥレを使用)でこんがり焼いてみました。これがなかなか美味しかった!一緒に万願寺とうがらしも焼いて。


お皿はシシャモや丸干しをのせるためにあるような(卵焼きにもぴったり)、宮岡麻衣子さんの角皿で。朝ごはんのときに出したいお皿ですね。

2011/08/23

cipolline sott'aceto balsamico


ここ最近本当に料理写真を撮っていないので…、4月に作った料理をば。


さっと茹でた小玉ねぎをアチェート・バルサミコに漬けただけ、、の料理(だんだん小声になってくる)。


でもこれが!甘酸っぱくてとっても美味しいのです。がっつりお肉のグリルと一緒に、なんて相性抜群。ちょっと目先の変わったピクルスのように楽しんでいただければと思います。


ちょっぽり3個くらいを盛り付けるのにぴったりな宮岡麻衣子さんの小皿。もう縁のぴらぴらが大好きなのです。

2011/08/22

...z!!!

...z!!! by Casa dell'Albero
...z!!!, a photo by Casa dell'Albero on Flickr.

昔21年間いた猫は、美猫で写真に撮られるのにも慣れていて、それはそれはモデルとして素晴らしかったのですが、この子は写真も苦手でそぉーっと近づいて撮らなければなりません。このときも窓越しに撮っていたのですが、静かに窓を開けて写したところ、気づかれました。


…舌出てますよ。


動物がくつろいでいる姿というのは、どうしてこんなに幸せな気分にさせてくれるのでしょうね。別にベタベタ愛想をふりまいてくれなくても、静かーに、平和にお腹いっぱいで心地よくしているのを見ているだけで、ハッピーです。これが癒しというのでしょうか。私もそんな存在になれないかな(なれるか!というするどい突込みが隣から飛んできそうです)。

zzz...

zzz... by Casa dell'Albero
zzz..., a photo by Casa dell'Albero on Flickr.

実家にいる猫は野良の期間が長かったため、警戒心のとても強い子でした。それがここ数回会うごとに、ずいぶん心が解けてきたような。私が帰ると、尻尾をぶんぶん震えさせながら(どうやら喜んでいるらしい)近づいてきて、顔をずいずいすり寄せます。抱っこもできるようになりました。


とても気が弱くて怖がり、そして気ぃ使いぃの猫なので、抱っこしている間にだんだん居心地が悪くなってきても、「嫌がったら人間さんが気を悪くするんちゃうやろか…(と思っていると母が言うのですが)」と、ぐっと我慢し、我慢しきれなくなると「かぷっ」と軽く噛み付いたりします。


喧嘩も弱くよその猫が来たりしたら大急ぎで逃げなければならないので、外でくつろぐのもままならないようですが、こんな風に気持ちよさげに寝ていることも。狭いやろ…。

2011/08/18

ただいま

蚊遣豚 by Casa dell'Albero
蚊遣豚, a photo by Casa dell'Albero on Flickr.

お休み中は例年通り神戸に帰っておりました。
車で帰ったのですが、行きは今までで最高の13時間もかかってしまいました…。事故渋滞に巻き込まれ、御殿場あたりで3時間ぐらいいたと思います。途中で『もう今日は家に戻って明日新幹線で出直そうか』と言ったくらい、これは脱出できないんじゃないかと思いました。朝8:00に出て、実家に着いたのが夜9:00…。そのぶん、帰りはものすごくスイスイと帰ってこれまして、6時間を切る勢い。行き帰りを足して2で割ったら納得できるね!と相方に言いましたら『お前はほんまにポジティブやなぁ』と言われました。


暑い暑いお盆でしたが、みなさまいかがお過ごしでしたでしょうか。懐かしい人に会えて元気をもらえた私は、今日からまた日常に戻ってがんばりたいと思います。


写真は実家にある蚊遣豚(「かやりぶた」というのですね、調べてみて初めて知りました)。蚊遣器の一種で、口から蚊取り線香の煙が上がってくるのを見るのが好きです。実家には本当にたくさんの蚊がいて、これは必需品。自分自身が煙たくなるのがちょっと困りものですけど、そんなこと言ってられないくらいモクモクにしないと後悔します。

2011/08/10

pagro saltato

pagro saltato by Casa dell'Albero
pagro saltato, a photo by Casa dell'Albero on Flickr.

明日11日より17日まで夏季休暇をいただきます。よろしくお願いいたします。


真鯛をエクストラバージンオリーブオイルでソテーしました。塩をしてグリルしたところにエクストラバージンオリーブオイルとレモン汁をかけるだけでも美味しいですが、じっくりソテーしたのも格別。今回は手持ちにあったニンニクなしのペスト・ジェノヴェーゼを添えましたが、なしでも全然美味しかった。暑い夏は調理したものでもシンプルなのがいいですね…。


使ったオリーブオイルはクリュ・トゥレ。甘くデリケートなのに、しっかりした香りもあるので淡白な白身魚のソテーにはぴったりです。


そろそろお盆休みに入る方も多いのではないでしょうか。一旦おさまったと思った暑さもぶり返してきました。体調には気をつけながら、ぜひ良いお休みを!

2011/08/09

ゴーヤーチャンプルー

goya chanpuru by Casa dell'Albero
goya chanpuru, a photo by Casa dell'Albero on Flickr.

トップページにてお知らせしておりますように、8月11日(木)から17日(水)まで夏季休暇をいただきます。どうぞよろしくお願いいたします。


ますますイタリア料理から離れておりますが…夏の料理といえばこれ!ゴーヤーチャンプルーです。島豆腐が手に入ったので使ってみましたが、崩れずしっかりした味があるので、さすがに合いますねー。本場では手で崩して加えるようですが、私は拍子切りにした豆腐をじっくり最初に焼くのが好みです。


イタリア料理からは離れていますが、かろうじてエクストラバージンオリーブオイルは使えました。ちなみに使ったのはドルチオリオ。とても風味豊かに仕上がりますよ。

2011/08/05

ピビンめん


最後は韓国のからーい冷麺、ピビンめんです。
これもコウケンテツ氏の本を参考に作りました。具がきゅうりだけという潔さ!材料も手に入るものばかりだし、なにより「美味しい!」。くせになる一品です。


コウケンテツの韓国料理1(ハナ)・2(ドゥ)・3(セッ)、82ページに載ってます。

2011/08/04

赤しそジュース


第3弾の韓国冷たい麺の前に…。


先日、誕生日だったんですーとここで公表したらお友達から「お誕生日祝い~」と素敵なものが届きました。手作りのしそジュースと梅干(干してないので梅漬けらしい)。わー、すみませんすみません、不特定多数の人に公表したばっかりに…と遠慮なくいただきました。


しそジュースは濃縮なので冷たい水で割っていただきます。おぉぉ甘くてさっぱりしてて美味しい!実は人生初しそジュースだったのですが、やさしいやさしい味がしました。このグラスにたっぷり入れて。なんだか心がほっこりするひとときでした。ありがとうございました!次はガス入りの水で割ろう。。

2011/08/03

冷やし中華

hiyashi-chuka by Casa dell'Albero
hiyashi-chuka, a photo by Casa dell'Albero on Flickr.

続いては中華…と言ってもこれはほぼ和食のような気もします、冷やし中華。冷麺と呼ぶより、やっぱり冷やし中華と言いたい。


私にとっての冷やし中華の具は「焼き豚・きゅうり・トマト・錦糸卵」の4種類。これ以上でもこれ以下でもありません。そして醤油ベースで。胡麻ダレではございません。で、具はてんこもり。我が家の冷やし中華は一人ずつ大皿で出てきていました。辛子をいっぱい入れて、またまたツーンとなりながら食べる夏の早めの夕飯。子供のころを思い出してちょっと感傷的になっちゃいます。


こんなてんこもりの冷やし中華を盛るには最適な阿南さんのお皿。無茶振りにも応えてくれる優れものです。

2011/08/02

おろし蕎麦

oroshi-soba by Casa dell'Albero
oroshi-soba, a photo by Casa dell'Albero on Flickr.

先週は雨が多く(所によっては豪雨)、気温もずいぶん下がった日々でしたが、今日ぐらいからまた暑くなってきましたね。ということで、お昼前に冷たい麺でもご紹介。日中韓の3連弾を本日よりお届けします。


まずは日本のシンプルな冷たいお蕎麦。
潔く夏大根おろしとねぎだけです。ここに天かすだとかカイワレだとかをのせても美味しいのですが、今回は大根おろしにねぎのみ。


夏大根はツーンとくる辛さが美味しいですよね。疲れた胃にもいいらしい。体が浄化されるような美味しさがあります。たっぷりのせてツーンツーンしながら召し上がってみてください。

2011/08/01

牛すじカレー


あっという間に8月ですよー。なんでしょうねぇ、この空虚感。もっと毎日を大切に生きねば(しょっちゅう言ってる)。


つい先日もカレー作ったところのような気がしますが(汗)、夏はやっぱりカレーということで第二弾。相方が大好きな牛すじカレーです。これは少し和風仕立てで仕上げるほうが好きなので、鰹と昆布の出汁で作っています。隠し味に醤油やウスターソースも少し入れて。本当は牛すじと玉ねぎだけが美味しいと思うのですが、カレーにはじゃがいもとニンジン必須!の人が若干1名いるので、渋々加えます。このカレーは一通り飲んだ後に最高なんですよね。少し控えめの量を盛り付けて。私は飲まないですが、焼酎の後なんかにはぴったりかと。