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2010/05/31

insalata di carota e ricotta

甘くてやさしい味のサラダです。

ニンジンは細切りにしてさっと茹で、リコッタチーズ、エクストラバージン
オリーブオイル、塩、松の実、レーズンと和えます。
ニンジン、リコッタ、レーズンのそれぞれ違った甘さが楽しめる一皿。

オリーブオイルはデリケートな風味のものが合うように思います。
Giachiのドルチオリオがお勧め。

2010/05/28

spaghetti di farro integrale con alga marina

関東に来てたくさん新しい友人ができたのですが、その中でも
イタリア語教室で出会ったみなさんは、教室に通わなくなった今でも
連絡を取ったり、時には食事に出かけたりしています。
仕事や年齢は違えど、イタリアが好き、イタリア料理が好き、イタリアの
サッカーが好きなどの共通項があり、また、たまたまかもしれませんが、
同じクラスになった方々は、なにしろ素晴らしくいい人揃いだったのです。

その中のお一人が先日たくさんの食材をおすそ分けしてくださいました。
ご出身地から届いたという品々は、貴重なものばかり。
その中のひとつ、「あおさ海苔」を使ってパスタにしてみました。

あおさ海苔はお味噌汁に放つと、ぱぁっと鮮やかな緑色になり、豊かな
香りが広がります。うどんに入れても抜群に美味しい。
そんな王道の使い方を日々楽しんだ後、このパスタに。
ベースはアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノです。あおさ海苔は仕上げに
入れました。パスタはスペルト小麦の全粒粉スパゲッティ。

旨みがいっぱいに詰まったスパゲッティ。
材料がいいとやっぱり美味しいですね。

こんな風にして使い切りましたが、この海苔、ナポリの名物料理
ゼッポリーネにしても絶対美味しいと思う・・・と後でちょっぴり後悔
したのでした。

こんなパスタにはドルチオリオがぴったりです。

2010/05/26

gesier confit


gesier confit, originally uploaded by Casa dell'Albero.

しばらく似合わないラヴリーな甘いもの画像が続きましたので、
本来の姿に立ち返って渋いお酒のアテを。

砂肝をコンフィにしました。
フランスではメジャーな料理のようですね。
エクストラバージンオリーブオイルに、ニンニク、ローズマリー、
そして塩・コショウにローズマリーで香り付けしておいた砂肝を
入れて沸騰しないような温度で調理すること約1時間。
出来上がりはまるでハムのような食感で、とっても美味しかったです。

オリーブオイルはお肉類と好相性なプリモリオを使いました。

2010/05/24

panna cotta ai lamponi


panna cotta ai lamponi, originally uploaded by Casa dell'Albero.

ちなみに・・・
型に入れてて出したのはこんな感じです。

panna cotta ai lamponi


panna cotta ai lamponi, originally uploaded by Casa dell'Albero.

甘いもの終了~と言っておきながら、もうひとつ作ってしまったので
紹介させてください(これでほんとに最後にします)。

実はあまり食べたことなくて、作ったこともなかったパンナコッタ。
どうやら簡単に作れるらしい、ソースも色々あるらしい、と噂に聞いて
作ってみました。

するとこれが・・・美味しいぃぃぃ!んですね。
自分で作っておきながらびっくりしましたよ。

今回はラズベリーを裏ごししてシロップを混ぜたソースをかけて
いただきました。甘酸っぱいソースが、クリームとバニラの風味に
とってもよく合って、、ちょっと感動。

簡単なのでまたレシピ掲載したいと思います。

2010/05/21

babà al limoncello


babà al limoncello, originally uploaded by Casa dell'Albero.

今日は抜けるような青空が広がっています。
気持ちいいですね。久しぶりの晴れにパチッと目が覚め、
朝の7:00からジャガイモとパルミジャーノのスフレなどを
作り、写真を撮ったりしていた私です。
「しぼむ~」と焦りながら、即効写真を撮り終えた後、急いで
食べました。朝からドタバタです。

甘いもの特集、今回はこれで最後です。
初めて作ったババ。フランスではサバランと呼ばれる焼き菓子です。
ラム酒に漬け込むことが多いようですが、我が家には自家製の
リモンチェッロ
があるので、それを使いました。
カンパーニャ地方のババはリモンチェッロを使うこともあるようですので、
あながち間違っていないよう。なによりレモンの香りあふれるじゅわっと感は
たまりません。よく冷やして生クリームを添えて。

実は発酵という作業、初体験でした。
面白いぐらい膨らむので楽しかったのですが、もっときめ細かい生地に
したかったかも。これは経験(と材料)ですかね。
パン作りとかにはまってしまいそうで、怖いです・・・。

2010/05/17

french toast


french toast, originally uploaded by Casa dell'Albero.

フレンチトーストといえば、『クレイマー、クレイマー』でしょう。
始めは全く作れなかったフレンチトーストが最後には父と子、
あんな素晴らしい連携で作れるように。
あの映画を観るとフレンチトーストが食べたくなる、そして
『かもめ食堂』を観ると、おにぎりが食べたくなる私です。

少し残ったバケットをさらに数日放置し、カチカチになったところに
卵液と牛乳、少しの砂糖に漬け込んで、バターで焼きます。
仕上げはたっぷりめのメープルシロップ。ここはハチミツじゃなくて、
メープルシロップですね。サラサラ感がいいのでしょうか。

2010/05/14

torta d'arancia


torta d'arancia, originally uploaded by Casa dell'Albero.

オリーブオイルで作るドルチェ、相性の良い材料ばかりで
作ったのがこちらです。

オレンジのトルタ。
たっぷりのアーモンドプードルにオレンジピール、そこに
オリーブオイルが加わった生地です。
お日様の香りがふんわり。
薄くスライスしたオレンジで作ったチップもつけて。

・・・実はこれ温度設定が悪かったのか、表面が結構焦げました(泣)。
焦げの部分を削り取って、何とか見れる形にしたのがこの写真な訳でして。
味が美味しかったのが救いです。
材料的には大好きな組み合わせなので、いつかリベンジしたいと思います。

2010/05/11

torta di cioccolato all'arancia

もう少しおつきあいください、甘いもの。

今回はガトーショコラでございます。
チョコレートはフルーツと相性がとてもよくて、イチゴ味とか
バナナ味なんてのがよくありますよね。同じくオレンジとの
組み合わせもすばらしい。

オレンジの皮をすりおろして入れています。
結構たくさん入れたつもりでも、ふんわり香るぐらいの仕上がりに。
チョコレート多めのしっとりしたケーキは、赤ワインにも合います・・・。

2010/05/06

spaghetti di farro integrale con cipole primavera e acciughe

引き続きまだ連休中の方もいらっしゃれば、今日からお仕事の方も
おられますよね。当店はカレンダー通りですので、今日・明日は
発送業務をいたしております。ご利用お待ちしております!

甘いもの、まだもう少しネタがあるのですが、こちらも早めに紹介
しておきたいパスタを一皿。

アンチョビと玉ねぎのパスタといえばヴェネト州のbigoli in salsaが
有名です。bigoli(ビゴリ)とはトルキオという専用の器具で押し出した
太めの生パスタで、そば粉を混ぜたり、全粒粉で作ったりすることが
多い素朴な味わいが特徴。このトルキオはないし、生パスタは手間が
かかるし・・・という訳で、今回使用したのは全粒粉の乾燥パスタです。
たまたまパスタ売り場にスペルト小麦の全粒粉パスタがあったので、
購入。ワクワクしながら作ってみました。

ソースはとってもシンプルで玉ねぎとアンチョビに少量のニンニク。
あとはエクストラバージンオリーブオイルに塩、コショウ、そして
イタリアンパセリです。旬のやわらかくて甘い新たまねぎをたっぷり
使いました。

フライパンにエクストラバージンオリーブオイルとニンニクのみじん切り、
そしてアンチョビを入れてニンニクが色づくまで炒めたら、玉ねぎを加え
さらによく炒めます。パスタの茹で汁とイタリアンパセリを加え、味をみて
塩、コショウします。茹で上がったパスタを入れて手早く和えたら
出来上がり。

全粒粉のパスタって、蕎麦みたいな食感と雰囲気なので日本人には
なんだか懐かしいのではないかと思います。シンプルなのに旨みも
たっぷり。保存食ばかりで作れるので、いざというときのもう一品にも
最適。

私にとっては和的な印象の一皿に仕上がったので、お皿も和の器に
しました。我ながら満足の見た目です。

オリーブオイルは、穏やかなタイプのドルチオリオを使用。
これらの食材にとてもしっくりきます。