ピエモンテの極上チョコレート
(写真は、Pasticceria BarberoのBaci di Cherasco)
ピエモンテのトリノはチョコレートの都と呼ばれるくらい、チョコレートが街中に溢れています。
イタリア人が大好きな飲むチョコレート。濃い茶色で、どろりとした液体。その濃度から
飲むというより、スプーンですくって食べる状態。寒い冬の熱々は最高。
もう一つのトリノ名物が、このコクのあるチョコレートにカフェを混ぜた「ビチェリン」。
飲み物ばかりではなく、もちろん食べるチョコレートも美味しい。
有名なのは「ジャンドゥイオット」。世界最高峰のピエモンテ産ヘーゼルナッツをペーストに
して加えたソフトタイプのチョコレート。本物を感じさせる美味しさです。
アルバ近くにある小さな小さな町、Cherasco(ケラスコ)は素晴らしいチョコレート屋さんが
あることで有名です。メインストリートにあるPasticceria Barberoは、1881年から続くお店。
工房で手作りされる数々のチョコレートは深い味わい。
有名なのは、香ばしく焼かれたヘーゼルナッツのクランチをほろ苦いチョコレートに合わせた
Baci di Cherasco。シンプルなのに、その奥深さは感動ものです。
同じくBarberoのチョコレートクリーム。ヘーゼルナッツの風味がたまりません。
グリッシーニの先で少しすくって大切に食べたい。
こちらは、アルバのお祭りで売っていたヘーゼルナッツ風味のチョコレートクリームを
チョコレートのクッキーでサンドしたお菓子。甘すぎず、チョコレートの香りがたっぷり。
結構大きいので、食べ応えもあります。