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2009/06/30

spaghetti con ragù di verdure

すっかり夏本番かと思われる暑さの晴れの翌日は、しとしとと雨が降り、
梅雨はまだ脱してないんだな、と思わせる今朝。
水不足は困るけど、やっぱり目覚めたときから青空が広がっていると
スカッとしますねぇ。早くそんな日が続かないかな。

年とともに、ますます野菜が美味しく感じられるようになりました。
今回はそんな野菜をたっぷり使ったパスタを。

細かく刻んだ野菜(玉ねぎ、セロリ、パプリカ、ズッキーニ)をエクストラ
バージンオリーブオイルでじっくり炒めてホールトマトと一緒に煮込みます。
パスタは少なめでソースをたっぷりからめて食べる感じで。
ミネストローネのような作り方で、パンチェッタなしでも旨みがいっぱい。

野菜の美味しさを引き出す、Giachiのプリモリオがぴったりですね。

2009/06/26

gramigna con salsiccia


gramigna con salsiccia, originally uploaded by Casa dell'Albero.

友達が数週間前イタリア旅行に行ってました。
ここに行くといいよ~、これが美味しいよ~とお節介にも
たくさん勝手にお勧めしたら、そのほとんどを制覇してきて
くれた、教えがいのあるかわいい友人です。

そして帰ってきて早々にお土産をくれました。
gramigna(グラミーニャ)というショートパスタ。
ジュゼッペ・コッコ製です。ジュゼッペ・コッコのパスタは
既に日本にも入っていて買えるのですが、また珍しい形状の
パスタを買ってきてくださいました。これは見たことないぞ。

調べてみたところ、グラミーニャはエミリア・ロマーニャの
パスタのようです。細くてくるんとカールしたパスタ。
中は穴があいています。スープで食べたりもするようですが、
サルシッチャで食べるのが最もポピュラーなようですので
作ってみました。

玉ねぎを粗みじん切りにしてエクストラバージンオリーブオイルで
透明になるまでソテーします。そこに手で崩したサルシッチャを
加え、木べらでさらに崩しながら火を通します。
サルシッチャに火が通ったら、白ワインをたっぷりめに加えて
蒸し煮のようにします。ローズマリーとタイムのみじん切り、味を
みて塩・コショウ(サルシッチャは結構塩辛いので)を加え、茹でた
グラミーニャを入れたら出来上がり。パルミジャーノをたっぷりかけて。

すんばらしく美味しかったです。
この器に盛り付けたら、さらに雰囲気が出ました。

オリーブオイルは、力強いGiachiのプリモリオがぴったり。

私信: 今度家に来てもらったときには、この料理も出すね~。
サルシッチャ冷凍庫でスタンバイさせてるから!

2009/06/25

spaghetti con zucchine


spaghetti con zucchine, originally uploaded by Casa dell'Albero.

今月は家の中でやる作業がありまして、気づいたら2日間家から
出ていない・・・なんてことも。2日ぶりくらいに地面を踏む感じは
結構面白いですよ。ちょっとふわっとして。

以前ご紹介したズッキーニのトマトソース・スパゲッティ
これにイタリアから『in rossoも美味しいけど、in biancoもお勧めよ~』と
コメントがありまして、敬意を表してその作り方に従ってみました。

エクストラバージンオリーブオイルで半月切りにスライスしたズッキーニを
ソテーし、塩・コショウ、茹で上がったスパゲッティを入れ、パルミジャーノ・
レッジャーノをたっぷりめに。

ニンニクも入れないんだねぇと思いながら食べてみましたが、全ての
素材の味がして美味!それだけに素材の良さが問われる一皿でも
ありました。シンプルゆえ、使うオイルはGiachiのプリモリオがお勧め。

ちなみにこの料理を教えてくれたのは北イタリアの人。
らしいですよね。

それにしても、盛り付けたお皿、素敵すぎます。
料理が優雅に見えたりします(気のせいですか?)・・・。

2009/06/23

貴重な体験


break eggs..., originally uploaded by Casa dell'Albero.

先日、友人のこの方にお願いしてこちらでパスタレッスンに参加してきました。

レッスンといっても匠の技をデモンストレーションで見せて
いただく形式。それが、もうすごい経験だったのですよ。

講師を勤められたのは、河村耕作さん。
ボローニャで手打ちパスタを勉強された後、リストランテで
製麺を担当され、そしてボローニャのパスタ学校でプロフェッショナル
コースの講師を経験された方。
現在は帰国され、東京で工房『河村製麺所』を開いて、ご自身で
手打ちパスタを作っておられます。

まずパスタを打つ所作に感動します。
美しく、機能的な動き。かと言って寡黙に作業されるのではなく、
ご自信の知識をそれは楽しく入れながら(デモンストレーション形式
だったからかもしれませんが)、生地を薄く薄くのばしていきます。

完成した生地はまるで布、いや紙のよう。
向こうが透けて見えます。
ぼってりした厚さの手打ちパスタも、それはそれで美味しいのですが、
この芸術的な薄さには感激です。

ただ、どんなに鍛錬しても真似できる技術ではないですね。
えぇ、とにかく『いいものを見せていただいた』、それにつきます。

最後は、タリアテッレとトルテローニにしていただき、試食しました。
トルテローニは、セージバターで。
そしてタリアテッレは、Giachiのプリモリオにパスタを茹でる熱湯を
加えよく混ぜ、茹で上がったタリアテッレを入れて手早く和えたら
パルミジャーノ・レッジャーノ、黒コショウ、そして最後にプリモリオを
ひとまわししたら、『即効食する』。この料理だけは写真も撮れず。

プリモリオを気に入っていただき、使っていただいたのですが、
双方が負けていない、けれど邪魔は決してしない、素晴らしい
出会いになっていました。美味しいパスタと美味しいオリーブオイルを
食べるには最高の方法ではないかと思います。

当日は雨で、暗かったのであまりきれいに撮れてはいないのですが、
作業の様子を写真に収めさせていただきました。
こちらから、スライドショーでご覧いただけます。

河村さん、すばらしくイケメンなのですが、そのお姿も一枚入れました。

2009/06/22

insalata di pesca e rucola

桃とルッコラにデリケートなエクストラバージンオリーブオイル、
テヌータ・レ・セルヴェと黒コショウをかけて。

前菜なのか、デザートなのか?どちらでもいけそうです。
よく冷えたスプマンテと一緒に食べたい一皿。

口の中が幸せな香りでいっぱいになりますよ。

pesche


pesche, originally uploaded by Casa dell'Albero.

日本の果物は、高いけど本当に美しくて美味しいと思うのです。

ようやく出回り始めた桃。
ほわほわした産毛も美しい。

2009/06/19

zucchine avvoluto di ricotta

相変わらずズッキーニづいてます

薄くスライスしたズッキーニを油をひいていないフライパンで
ゆっくり焼き、出てきた水気を切っておきます。
リコッタにエクストラバージンオリーブオイル、イタリアンパセリ、
塩・コショウを加え、ふわっとするようによく混ぜます。

ズッキーニにリコッタをスプーン1杯ぐらいのせくるくると巻き、
ズッキーニの皮を薄く、細く切ったもので結びエクストラバージン
オリーブオイルをひとまわし。

ふわっとしたリコッタのクリームとズッキーニがとてもよく合います。
ひと口サイズなので、ぱくりと一気にいただいてください。

この料理に合うエクストラバージンオリーブオイルは、テヌータ・レ・セルヴェ
エレガントなのに、きりっと引き締まった風味がたまりません。

2009/06/17

fritte di sakura-ebi e rucola

桜えび、次はかき揚げにしました。

三つ葉を使うところ、今回はルッコとともに。
パスタにしたときに桜えびとルッコラの相性の良さに驚いたのですが、
かき揚げにしてさらにびっくりです。よく合いますねぇ。

さくさく香ばしいかき揚げ。
これもやっぱり止まりません・・・。

揚げ油は同じくGiachiのドルチオリオで。

2009/06/16

spaghetti con sakura-ebi e rucola

桜えび、まずはパスタに。

1. ニンニクを薄くスライスして、刻んだ赤唐辛子とともに
  エクストラバージンオリーブオイルで加熱します。
  こんがり色づいたら取り出しておきます。
2. 茹で上がったスパゲッティと釜揚げ桜えび、刻んだルッコラを
  1. のフライパンに入れ、茹で汁も加えたら味見をして、塩・コショウ
  します。全体をざっと混ぜて、仕上げにほんの少しエクストラ
  バージンオリーブオイルをさっとまわしかけます。
3. お皿に盛り、取り出しておいたニンニクのチップを散らします。

これは、、今年一番のヒットでした。
桜えびの香りと旨みにルッコラのかすかな苦味、香りがアーリオ・
エ・オーリオベースのスパゲッティに絡んで・・・。
日本人なら大好きな味だと思います。
ニンニクは、チップにしてカリカリした香ばしさを楽しみました。

なかなか手に入らない釜揚げの桜えびですが、幸運にも入手できたら
ぜひお試しください!

オリーブオイルは、間違いなくGiachiのドルチオリオがぴったりですね。

2009/06/15

桜えび


sakura-ebi, originally uploaded by Casa dell'Albero.

駿河湾の釜揚げ桜えびが届きました。

もうこれはアレでアレするしかないでしょう・・・。

2009/06/12

tagliatelle al limone con vongole

イタリア料理ブログの中では、恐らく最も有名ではないかと思う t-fortunatiさん

この方の二冊目の料理本が出たので、購入しました。
大好きなこちらの器に盛られた料理は、ため息がでるほど。

いくつか試してみたのですが、まずは生パスタにレモンの皮と
果汁を混ぜて、ヴォンゴレに。本では入っていなかったイタリアンパセリを
パスタにさらに練りこみ、ズッキーニはなしで、あさりだけ。

パスタは卵を加えずセモリナ粉で作ったのですが、これは卵入りの
ほうがよかった(扱いにくい・・・涙)。

ぷくぷくのあさりに爽やかな香りのパスタ。
とっても美味しかったです。

傷つきやすいので、本の写真とずいぶん違うといったご指摘はやめてくださいね・・・。

2009/06/10

fritto di totano


fritto di totano, originally uploaded by Casa dell'Albero.

卵なしの手打ちパスタを作るのに買ってきたセモリナ粉。
さらさらした黄色い粉を見ていたら、魚介をフリットにしたくなりました。

とりあえず今回はスルメイカで。
セモリナ粉を表面にまぶして、エクストラバージンオリーブオイルで
揚げたら、熱々に塩とレモンをふっていただきます。
食べだしたら止まらない危険な美味しさでした。

稚鮎なんかでやってみても美味しいだろうな。

2009/06/04

farfalle alla panna con salmone e limone

手打ちのファルファッレは、サーモンのクリームソースで
いただきました。いつものようにレモンの皮も最後に散らして。

手打ちパスタで作ると、美味しさも倍増です。

2009/06/03

farfalle


farfalle, originally uploaded by Casa dell'Albero.

またまた久しぶりの・・・手打ちパスタ。

今回はファルファッレにしてみました。
モチモチのパスタは、トマトソースにもクリームソースにも
よく合います。今回はクリームソースで仕上げました。

2009/06/01

spaghetti con acciughe e tuorlo d'uovo

今日から6月!
全国的に晴れているようですが、関東は朝からシャキッとしない
空模様・・・。気持ちもグデグデしそうなところを気合入れて、
今日もお勧め一皿ご紹介します。

アンチョビと卵黄ソースのスパゲッティ。
以前ご紹介したカルボナーラと同じような作り方。

1. ボウルに卵黄、すりおろしたペコリーノ・ロマーノ、黒コショウ、
  みじん切りのイタリアンパセリを入れてよく混ぜておきます
2. アンチョビとニンニクをエクストラバージンオリーブオイルでゆっくり
  加熱し、茹でたスパゲッティと茹で汁を加えて和えます
3. (2)を(1)に入れて手早く絡めます

ニンニクとアンチョビの香り、イタリアンパセリとペコリーノのアクセントに
卵黄がねっとり絡む旨みたっぷりのスパゲッティです。
個人的にはカルボナーラより好きなほど。
軽めの赤ワインにとてもよく合います。

オリーブオイルは、Giachiのドルチオリオがぴったり。